糸巻き(ペグ)交換:Hofner 500/1 Vintage 62
2月15日のライブに使おうと思っていたのだが…チューニング中に手に嫌な感触が。
2弦のペグの樹脂部分に亀裂が入って金属軸との噛み合なくなり、樹脂部をまわしても空回りするという状態になってしまった。
まだ完全に壊れたわけじゃないんだけど、かなり頼りない。このままだと確実に壊れる。
手持ちのベースはもう1本、Rickenbacker 4001C64もあるのだが、
- 共演バンドがアコースティック系ばかりなのでリッケンバッカーの音&外観は威圧的過ぎるし場にそぐわない
- 重い
という理由があって今回は是非Hofnerを使いたいのだ。
近くに頼れる楽器店がないので、代理店から補修部品取り寄せて治すしかないのだが…間に合うかな?
早速ヘフナーの代理店である新星堂さんに破損箇所の画像を添付してmailで連絡。すぐ返信をいただいた。
対応ペグの型番はH61/74B。価格は¥18,000。しかしこのペグ、同じ型番で全てvintage 62仕様でありながらも、つまみの形状・材質違いのバージョンがいくつかあるらしい。僕のHofnerは「旧式」。購入したのは2002年12月10日でこのシリーズとしてはかなり初期のものなので当然といえば当然だ。
新旧比較すると旧式は白単色で板厚も薄め。一方新式は鼈甲のような外観でちょっと厚みがある。旧式の在庫もあるようなのだがまた同じ問題が出るのはイヤなので最新式に交換してもらうことにした。
しかしここで問題が…新旧では取り付けに互換性が無いのだ。下記の通りヘッドを加工しないといけない。
- 現行品の糸巻き軸の直径はφ7、自分の持っているベースはφ6なので、隙間をスペーサーで埋める
- 糸巻きユニットの取り付け穴位置&穴径が違うため、埋木をして穴をあけ直す
とまぁすぐに終わる作業ではないので手術のため1週間入院してもらうことに。ライブの前日無事に帰ってきた。
これが交換後の状態。ちょっと立派な感じになった。よかったよかった。