Vanzandt STV-R2 Sonic Blue
購入年月日2023年11月23日
購入価格¥187,100 (287,100 – 100,000)
購入場所クロサワ楽器G-Club Shibuya(東京都渋谷区)
TEXASの地で生まれた本場のテキサスサウンドがここに…。極上のPUメーカー“Van Zandt”
1960年代初頭からテキサス州ダラス/フォートワースにてピックアップの修理を手がけ、1980年代にはオリジナルピックアップを製作し始めた“W.L.Van Zandt”によるブランド“Van Zandt Pickups”。
Van Zandt氏は、長年機械工として働き、1950年代からカントリーバンドで自らギターを演奏していました。友人や他のプレイヤーたちのためにピックアップの巻き直しを行い、口コミで評判が広がると小さなビジネスの軌道に乗ったのでした。
Van Zandt氏は完璧主義者です。ワイヤー、マグネット、半田付けなど、全ての工程が完璧でないと気が済まないと言います。一度に6個のピックアップを製作できる効率的な機械を導入しようとしたこともあったのですが、その品質に自身が満足できず、結局は一つ一つのピックアップを自らの手でハンドメイドするに至るわけです。
現在は、そんなVan Zandt氏の意思を継ぐ、妻グロリアと甥のプリンスが同様の方法で細部まで丁寧にピックアップを製作し続けています。“TEXASサウンド” × “Made in JAPAN” が織りなす極上の質感…”Vanzandt”が入荷!
1970年代から最高品質のギターを製作し続けてきた日本屈指のギター工房“Professional Guitar Manufacture[PGM]”。Vanzandtギターは、ヴィンテージサウンドと現代的な使用感を持ち合わせた“Neo Vintage”をコンセプトにしたこだわりの設計を用い、PGMにて丁寧にハンドメイドされます。引き締まったネックの鳴りを実現する“メインコンダクト・ネック”やヴィンテージフェンダーに用いられるものに近いニトロセルロースを用いた極薄のオールラッカーフィニッシュなど、他の工房の追随を許さない技術が詰め込まれたスペックを実現。ひとたび鳴らして見れば、そのヴィンテージライクな深く速いレスポンスに魅了されます。まさしくテキサスサウンドと言えるようなVanzandtならではの輝かしい高音域と深く鳴りながらも引き締まった低域、そして美味しいところを強調したようなコシの強い中域。日本の職人技とテキサスのソウルが融合したVanzandtギターをぜひご堪能ください!
人気のストラトタイプSTVが入荷!
今回入荷したモデルはVanzandtの中でも最も高い人気を誇るSTV!
クロサワ楽器G-Club Shibuya 商品ページから引用
アルダーボディ・ローズウッド指板の定番の60年代仕様ですが、その完成度は他メーカーとは明らかに一線を画す仕上がりです。硬質なメイプルを使用したメインコンダクト・ネックは、独自のロッドの仕込み等で非常に狂いの少ない強靭なネックです。単純に狂いにくく長くご愛用頂けるだけではなく、弦振動を逃がしてしまう事を防ぎ豊かな倍音・サスティンを獲得。サウンド面でも最高の効果を得られます。
指板Rはヴィンテージよりも若干フラットな210Rを採用しております為、チョーキング時の音切れも無くスムーズな演奏を可能としています。
ニトロセルロース・ラッカーによる塗装はほんの僅かな衝撃で傷が入ってしまう程の極薄フィニッシュ。ヴィンテージギターのような質感をも備えています。極薄の分木の鳴りを最大限活かしきり、特にクリーン~ドライブサウンドでの圧倒的なレスポンスはそうそう真似の出来るものではありません。ネックも同様のラッカーフィニッシュの為、直に木に触れているようなサラッとした仕上がり。スピーディでストレスフリーな演奏をお約束致します。
肝心のサウンドは、一つコードを鳴らしただけで感じられる圧倒的かつ極上のトーン。
国産ギター最高峰のVanzandtギターを是非お試しください。
お問合せお待ちしております。
Specification
Body : Alder
Neck : Maple
Fingerboard : Rosewood
Neck Scale : 25.5” (648mm)
Radius : 210R
Nut : OIL FINISHED BONE / 42mm
Pickups : Blues Set
Finish : ALL NITROCELLULOSE LACQUER
付属品
ソフトケース
保証書
最高のストラトキャスターのはずだった
Fenderのアメプロは素晴らしかった。
クロサワ楽器が企画した限定仕様で、ローステッド・メイプルのネックに69カスタムピックアップ、フィニッシュはカタログ外カラーのソニックブルー。僕にとっては完璧なストラトキャスターだった。あまりの良さに感動して「最高のストラトキャスター」とブログに書いたほど惚れ込んでいた。
今年になって日常的にアンプを通して練習をしてる。
ストラトというのはそもそもそういうギターなんだろうけど、音の減衰が早い。シングルコイルのギターなんだからそりゃそうだろう。でも同じくシングルコイルのKing Snakeのテレキャスターはクランチさせるとものすごく粘る。これが気持ちよくてたまらない。
ちょっと前にレスポールを買い替えた時にも感じたことだが、僕はサスティーンの質でギターの好き嫌いを感じるという趣向があるようだ。ストラトもこのKing Snakeくらいにならないだろうか。
ピックアップをVanzandtのBluesに替えてみた。サスティーンは改善されたけど、できればもう一声という感じ。
そういえばVanzandtもストラトキャスター作ってるよね?
VanzandtのギターはKingSnakeと同じくPGM製。PGMの素晴らしさはKing Snakeで実感してる。
PGMのストラトキャスターってどうなんだろう…。
まじめに試奏
Vanzandtのストラトキャスターはフェンダーほど出回っていない。クロサワ楽器のサイトで「アルダーボディー+ローズ指板+ソニックブルー+ブルースピックアップ3基」という僕にとってはドンズバのものが2本掲載されているのを見つけた。
アメプロを下取りした場合の価格を見積ってもらった。100,000円なんだそうな。思ってたより少し高値だった。
今回はちゃんとまじめに試奏しなきゃいけない。
ただの通過儀礼じゃなくて、普段自分が練習している環境で気持ち良く鳴ってくれるという基準を満たすかどうかをちゃんと評価したい。手持ちのアメプロと印象があまり変わらないのであればわざわざ買い替える必要なんてないのだ。
そんなわけで、アメプロと一緒にいつものアンプとヘッドフォンとシールドをショップに持ち込んだ。
これまで何度もギターを買ってきたが、こんなことをするのは初めて。
いつものセッティングでいつもの曲を弾いてみる。
クリーントーンでは歯切れよく、クランチさせると伸びる。King Snakeほどじゃないけどアメプロよりも粘ってる。
これがPGMクオリティーなのか…すごいな。
色を含めて同スペックのものが2本あったので弾き比べてみた。でもこの2本にはほとんど差がかった。
自分的に納得できたので買い替えることにした。
弾き込みましょう
King Snakeと同じく、このVanzandtも生音が大きい。
ラッカー塗装の賜物か、それとも基本的な作り込みがよいのか。
説明書には「弾き込んでください。弾き込むほど音が良くなります」と書いてあった。そうだね。たくさん弾いてみよう。
ギターは素晴らしいんだが付属のケースはソフトケース…しかもクッション薄目(泣)。
サウンドハウスでフェンダーのハードケースを別途購入した。テレキャス用に買ったのがツイードカラーだったので今回はネイビーブルー。フェンダーのロゴがちょっと主張しすぎだけど、それもまたよし。
それにしても…
今年は散財してしまった。
セミアコとテレキャスを新規で、レスポールとストラトは本家を売り払ってコピーモデルを購入するという有様。
どれもこれも素晴らしいギターなので後悔はしていなんだけど、貯金が…。
早くビートルズの宅録スコア動画を終えてビートルギアたちを放出しなければ。