Every Little Thing – The Beatles
composed by John Lennon & Paul McCartney ©1964 Northern Songs Ltd.
彼女と並んで歩いていると
みんなは僕に「運がいい」って言う
そう 僕は運がいい男なんだ
彼女に出会った頃
僕は寂しい男だった
彼女のことを考えずにはいられないんだ
ビートルズが1964年にリリースしたアルバムBEATLES FOR SALEの11曲目。クレジットはLennon – McCartneyだが、実質的にはポール・マッカートニーの作品である。
ジョン・レノンがメインボーカルなのでジョンの作品だと思っていたのだが、ポール曰くこの曲は彼が当時住んでいた恋人のジェーン・アッシャーの家にある音楽室で書いたとのこと。ジョンも後年プレイボーイ誌のインタビューでこの曲について「ポールが書いた」と答えている。
この曲ではアクセントのためにティンパニが使用された。ロックのレコードではあまり使われていなかった楽器ではあるが、独特の雰囲気作りに一役買っている。またセッションにジョージ・ハリスンが寝坊で遅刻してしまい不在で代わりにジョンがジョージのパートを演奏したことで「4人がそろわず録音されたビートルズ史上最初の曲」とよく言われている。が、ピッキングのアクセントからいって12弦ギターのパートはジョージの演奏だと思う。
'Every Little Thing’ is his song. Maybe I threw in something.
「エブリ・リトル・シング」は彼の曲だよ。僕もなにか手伝ったかもしれないけど。
'Every Little Thing,’ like most of the stuff I did, was my attempt at the next single… but it became an album filler rather than the great almighty single. It didn’t have quite what was required.
「エブリ・リトル・シング」とか、他のもそうだけど、僕はシングル用の曲を作りたかったんだ。でもこれは偉大なるシングル盤じゃなくてアルバムの埋め合わせにしかならなった。シングルにするのに必要な何かが欠けていたのさ。
Recording Data
Environment
HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.2.0
Audio I/FRoland UA-55
Tr.1 :: Drums
- KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Compressor > Space D > Limiter
Tr.2 :: Bass
- Hofner 500/1 Vintage 62 (Treble off, Bass on, Rhythm on)
- Guitar Rig > Compressor
Tr.3 :: A.Guitar
- YAMAHA FG-520 TBS
- Channel EQ > Compressor > Limiter > ADT
Tr.4 :: E.Guitar
- Rickenbacker 360/12 (mix – full)
- Guitar Rig > Channel EQ > Compressor
Tr.5 :: Piano
- exs24 + Steinway Ground Piano
- Channel EQ > Exciter > Space D > Compressor
Tr.6 :: Timpani
- exs24 – Orchestra Kit
- Channel EQ > Space D > Limiter
History
2016.01.03: version 2.1
2011.03.23: version 2.0
2002.10.06: version 1.0
Diary
- 宅録ビートルズ・2周目 – BEATLES FOR SALE総括 (2016/01/12)
- Every Little Thing – The Beatles (2016/01/03)
- 宅録ビートルズ・2周目 410 (2016/01/03)
- 宅録ビートルズ・2周目 058 (2011/03/23)
- 宅録ビートルズ・2周目 057 (2011/03/18)
Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database