弦交換:Gibson 1960s J-160E
ギブソンのJ-160Eというのはちょっと特殊なギター。
同社の定番アコースティックギターであるJ-45にP-90ピックアップを搭載したもので、アコギとしてもエレキとしても使える。
万能選手っぽいんだけど、この「アコギとしてもエレキとしても」ってのが厄介。
アコギだけどして使うならブロンズ弦を張ればいいんだが、これだとピックアップがちゃんと音を拾ってくれない。逆にエレキ寄りでニッケル弦を張るとブリッジとの相性の問題で3弦のオクターブが合わない。ブリッジはアコギ仕様なので3弦は巻弦じゃないといけないのだ。
J-160Eがレギュラーラインナップされていた時代は「011、014、019w、030、041、052」のSEG-900ML(通称:L5)というゲージが張られていたのだが既に廃盤。
僕がJ-160Eを買った時点ではエレキ用のライトゲージが張られてた。ご丁寧にギブソンのエレキ弦が2セットおまけで付いていたが前述の理由でJ-160Eには具合が悪い。ずっと3弦に違和感を覚えながらごまかしごまかし使っていたがそろそろ限界だ。
で、ちょっと調べたら神田の宮地楽器がL-5と同じゲージをS.I.Tにオーダーしたという品があるようなので買ってみた。
確かに弾きやすい。
それに3弦の違和感も消えて安心して弾けるようになった。