momose MC2-STD/M

購入年月日2025年9月15日
購入価格¥198,000
購入場所クロサワ楽器G-Club Shibuya(東京都渋谷区)


– 35年以上の歴史をもつギターブランド“momose” –
長野県松本市にある飛鳥ファクトリーのシニアマスタービルダー 百瀬恭夫氏 の名を冠したブランド。
少数精鋭のクラフツマンによりオールハンドメイドにて製作されております。
一本一本のギターに細やかに目が行き届いており、入荷するギターは全てハイクオリティな仕上がりです。
自然な握りで弾きやすいネック、丁寧な作りで美しい外観、木材が無駄なく振動しさまざまな表情を見せる極上のサウンド。
数ある国産ギターブランドの中でも自信を持ってお薦めさせていただきたいブランドです。

– 今求められているモダンスペックを取り入れた”Original Series” –
“Original”は、新しい設計を取り入れることで演奏性・サウンドともに向上させたモデルです。

Original Seriesの主な特徴
・チューニングの安定性を高めるマグナムロックペグ。
・合理的な設計のストリングガイドを装着。
・ネック調整がしやすいロッドアジャスト用ホール。
・オリジナルシェイプながら美しい形状を実現した数少ない事例である、波打った形状のモモセヘッド。
・フレットバリを防ぎながら外観状の変化が無いようにデザインされたウッドバインディングネック。
・進化したギター設計を感じさせるようなエッジ感のあるピックガードデザイン。
・優れた分離感を実現し、鈴鳴り感を強く感じさせる美しいサウンドのオリジナルピックアップ“VS-1”をマウント。
・ハイフレットまでの演奏性を保証するコンター加工、埋め込み式ジョイントプレート、広めのカッタウェイ。

– 黄金的コンビネーション「アッシュ×メイプル」のSTタイプ“MC2-STD/M” –
レスポンスの速さとエッジ感のあるレスポンスが魅力的な「アッシュボディ」「メイプル指板」のストラトタイプ。
オールドな印象のある仕様ですが、ハッキリとしたこの出音は、今求められているサウンドとも言えます。クリアな発音により音像はハッキリと際立ち、リズムの存在感をプッシュ。ブルースにも良く合いますし、バンドの中でのカッティングを多用するようなバッキングでも力を発揮します。

Vintageスタイルにとらわれず、実用的でコストパフォーマンスに優れた1本をお探しの方へお勧めいたします。
ぜひこの機会にお手に取って確かめていただければと思います。

– Specification –
Body : Ash 2P
Neck : Maple
Fingerboard : Maple
Nut : Oiled Bone
Bridge : GOTOH/GE108TS
Machineheads : GOTOH/SD91-05M MG
Fret : JESCAR FW9662-NS
Pickups : momose VS-1
Controls : 1Vol,2Tone,5Way PU Selector
Scale Length : 25.5inch
Width at Nut : 42.0mm
Fingerboard Radius : 210R
Finish : Top Lacquer or Oil-Finish
String : Elixir NANOWEB Light(.010-.046)
Accessories : プロテクトケース、六角レンチ、保証書

クロサワ楽器 商品ページから引用

最もシンプルなストラトキャスター

これまで何本のストラトキャスターを買っては売ってきたことだろう…。
今持っているVanzandtに何か不満があるわけじゃないのに、何故か「アッシュボディー+2トーンサンバースト+メイプル指板」というこの世で最もシンプルな佇まいのストラトキャスターに惹かれて仕方のない今日この頃。

King Snakeのテレキャスターしかり、Vanzandtのプレベしかり、僕はアッシュ材+メイプル指板のギター/ベースが好きなのかもしれない、などと自分に暗示をかけているかのように考えながら日々を過ごしていた。

昨今の木材の枯渇状態は尋常ではなく、ハカランダなんて夢のまた夢。ローズウッドもアッシュも急速に希少化が進んでいる印象だ。なにせ本家のフェンダーですらアッシュ材は特別なモデルでしか使わなくなってしまったくらいだから。そのうち手に入らなくなってしまうかもしれない、なんてことを考えながら日々を過ごしていた。

そしてまたやってしまった…(汗)。

シンプル&モダン

御覧のようにこれ以上ないくらいシンプルな見た目なのだが、ペグがマグナムロックだったり、ネックジョイントのプレートが埋め込み式だったり、トーンコントロールがリア+ミドルだったり、コンター加工が大きめだったり、ネックにウッドバインディングが施されていたり、トラスロッドの穴がヘッド側でカバーが無いものだったりと、演奏やメンテにうれしいモダンな要素がたくさん盛り込まれている。

それと、軽い。

同じ「アッシュ材」という括りでもホワイトアッシュスワンプアッシュでは重さが全然違う。King SnakeのテレキャスとVanzandtのプレべは多分ホワイトアッシュ。このmomoseのストラトはスワンプアッシュだと思う。「レスポンスが速く、エッジ感がある」という謳い文句の通り、音の立ち上がりがドライで速いしコードを鳴らした時の分離もいい。ジャキジャキした感触なのに音は尖っていないないという絶妙な弾き心地。それになにせ軽いので取り回しがとてもいい。

付属のケースはギグバックにプロテクターが入ったタイプのいわゆる「プロテクター・ケース」。Vanzandtはギグバッグが貧弱だったので保存用にハードケースを別途買ったんだが、今回のはサッと手に取って気軽に弾けるようにしようと思ったのでハードケースを用意するのはやめた。

コーティング弦

このギター、工場出荷時にエリクサーのコーティング弦が張られているらしい。
エレキギターの弦でコーティングものは初体験。モダンスペックのひとつなんだろうけど、左手の指先がなんか引っかかる感じがしてなんかいまいち好きになれない。プレーン弦のピッキングポイント付近がささくれみたいになってるのは展示品でたくさん試奏されたせいなんだろうか。これコーティングの被膜なんだろうか。あとなんか硬くてベンドがしにくい。アーニーボールに慣れすぎちゃったかも。
早めに普通の弦に張り替えよう。

推奨弦

R.COCO / RC10

10-46のライトゲージ。「イタリアの古き良き弦楽器製作のノウハウをダイレクトに受け継ぐ伝説の弦」だそうな。豊かな中低音とギラつきすぎない高域。テンションは柔らかめなので演奏性抜群。

Elixir NANOWEB Light #12052

工場出荷時のセット。10-46のコーティング弦。
わざわざ高価な弦を選んでくれているのはありがたいんだが、摩擦抵抗で運先が引っかかるような感触であまり好きじゃない。

メンテナンス履歴
宅録使用曲一覧

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