Please Mister Postman – The Beatles
composed by B.Holland, F.Gorman, G.Dobbins, R.Bateman & W.Garrett
©1961 Dominion Music Co., Ltd.
郵便屋さん ちょっと待って
その鞄の中に 僕宛ての手紙はないかい?
ずっとずっと待ってるんだ
彼女からの便りを
ビートルズが1963年にリリースしたアルバムWITH THE BEATLESの7曲目(LP盤ではA面のラストナンバー)。モータウンのソングライターチームによって作られ、コーラスグループのマーベレッツが61年8月に発売。12月にNo.1を獲得した曲のカバー。当時EMIがモータウンの英国内販売権を獲得したことへのプロモーションを兼ねてアルバムに収録された。
マーベレッツが女性コーラスグループだったため歌詞の三人称を変更して演奏している。メインボーカルはジョン・レノン。これにポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンを交えた三人でのコーラスワークは彼らが敬愛していた黒人コーラスグループからの影響を感じさせるもので、彼らがロックンロールに留まらず幅広い音楽性を持つバンドであることを証明した曲とも言える。
英米ではシングルカットされなかったが日本ではシングルカットされた。このためマーベレッツのオリジナルよりも一部では知られている。矢沢永吉は中学生の頃この曲を聴いてビートルズ狂になったと後年告白している。
なお、この曲にはジョンがデビュー前のハンブルグ巡業時代にリバプールで彼の帰りを待つ恋人で後に彼の妻となるシンシア・パウエル宛のラブレターの表に「郵便屋さん早くシンの元に届けて」と、この曲の歌詞をもじって書いていたというエピソードがある。
Influenced by the Marvelettes, who did the original version. We got it from our fans, who would write 'Please Mr. Postman’ on the back of the envelopes. 'Posty, posty, don’t be slow, be like the Beatles and go, man, go!’ That sort of stuff.
マーベレッツの曲だ。僕らのファンから封書の裏に「郵便屋さん、お願い」と書かれたものが届いたんだ。「モタモタしないで、ビートルズみたいにやろう、さあ!」ってね。ちょっとしたことさ。
My Recording Data
この曲はボーカルワークが面白い曲なので演奏だけだとちょっと…。ボーカルが無いと自分が今どこを弾いているのかわからなくなるのでそういう意味で油断ができない。
Environment
HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.2
Audio I/FRoland UA-55
Tr.1 :: Drums
- KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Compressor > Space D > Limiter
Tr.2 :: Hand Clap
- KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Compressor > Space D > Limiter
Tr.3 :: Bass
- Hofner 500/1 Vintage 62 (treble=off, bass=on, solo)
- Guitar Rig > Compressor
Tr.4 :: Guitar 1
- FGN NCST-10R (Rear)
- Guitar Rig > Channel EQ > Compressor > ADT
Tr.5 :: Guitar 2
- Gretsch Tennessee Rose (Front – Hi)
- Guitar Rig > Channel EQ > Exciter > Compressor
History
2015.09.26: version 2.1
2010.10.17: version 2.0
2002.06.01: version 1.0
Diary
- 宅録ビートルズ・2周目 – WITH THE BEATLES総括 (2015/10/15)
- Please Mister Postman – The Beatles (2015/09/26)
- 宅録ビートルズ・2周目 381 (2015/09/26)
- 宅録ビートルズ・2周目 037 (2010/10/16)
- 宅録ビートルズ・2周目 029 (2010/10/02)
Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database