Fender Custom Shop Limited Edition 70th Anniversary 1954 Stratocaster Journeyman Relic

購入年月日2026年4月25日
購入価格¥670,000 (770,000 – 100,000)
購入場所平野楽器ロッキン名古屋栄店

Fender Custom Shop Limited Edition 70th Anniversary 1954 Stratocaster Journeyman Relic Wide-Fade 2-Color Sunburst

2024年は、ストラトキャスターという世界で最も偉大なエレクトリックギターが誕生して70年の節目にあたる、プラチナアニバーサリーイヤーです。
この記念すべき年を祝い製作されたLimited Edition 70th Anniversary 1954 Stratocasterは、1弦側にオフセットシームのある2ピースセレクトアッシュボディで、煌びやかなハイエンド、甘いミッドレンジ、引き締まったローエンドが特徴です。

ワンピースクォーターソーンメイプルネックは、1954年7月に製作されたストラトキャスターネックをベースにデザインされており、特別な70th Anniversary Soft “V “シェイプです。
21本のミディアムヴィンテージ(47095)フレットと、通常よりも少し幅が狭い1.625インチ幅ボーンナットを採用した7.25~9.5インチ仕様ヴィンテージコンパウンドラジアス指板。
クラシックなストラトキャスターのヴォイシングを提供する3基のカスタムショップ製Hand-Wound ’54 Stratピックアップ、ワックスペーパーキャッパシターと5ウェイスイッチングを採用したVintage ’54 Stratワイヤリングを備えています。

1-plyホワイトピックガードとシリアルナンバー入りバックプレート、1954年スタイルのABS製ホワイトピックアップカバーとコントロールノブ、カスタムショップ製ヴィンテージシンクロナイズドトレモロ、ヴィンテージスタイルチューニングマシン、ディスクストリングツリー、特別な70th Anniversary Stratocasterネックプレートといったプレミアムな仕様を備えています。
付属の刺繍入りデラックスハードシェルケースには特製ケースキャンディーキットと正規製品保証など、ストラトキャスター登場年式モデルならではの記念アイテムを同梱しています。

重量 : 約3.44kg(アーム非搭載時)
S/N : XN4808

Specifications:
Body Shape: Stratocaster
Body Material: 2-Piece Select Ash with Offset Seam
Body Finish: Nitrocellulose Lacquer
Neck Material: 1-Piece Quartersawn Maple
Neck Shape: 07/54 Soft “V”
Scale Length: 25.5″ (64.77 cm)
Fingerboard Radius: 7.25″ to 9.5″ Vintage Compound Radius (184 mm to 241 mm)
Number of Frets: 21
Fret Size: Jescar Medium Vintage (47095)
String Nut: Bone
Nut Width: 1.625″ (41.3 mm)
Headstock: Stratocaster
Neck Plate: 4-Bolt with 70th Anniversary Engraving
Neck Finish: Nitrocellulose Lacquer
Fingerboard: 1-Piece Quartersawn Maple Neck
Position Inlays: Black Micarta Dot, 0.25″ (6.35 mm)
Bridge Pickup: Custom Shop Hand-Wound ’54 Single-Coil Strat
Middle Pickup: Custom Shop Hand-Wound ’54 Strat
Neck Pickup: Custom Shop Hand-Wound ’54 Strat
Controls: Master Volume, Tone 1. (Neck Pickup), Tone 2. (Middle Pickup)
Pickup Switching: 5-Position Blade: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Middle Pickup, Position 3. Middle Pickup, Position 4. Middle and Neck Pickup, Position 5. Neck Pickup
Pickup Configuration: SSS
Bridge: Custom Shop Vintage Synchronized Tremolo
Tuning Machines: Vintage-Style with Fender Logo
Orientation: Right-Hand
Hardware Finish: Nickel/Chrome
Pickguard: 1-Ply White
Control Knobs: Vintage-Style Skirted White Plastic
Switch Tips: White ABS
Strings: Nickel Plated Steel (.010-.046 Gauges)
Included Accessories: Deluxe Hardshell Case, Strap and Certificate of Authenticity.

平野楽器 商品ページから引用

迷走の末

ストラトキャスターを買い替えるのはこれで何回目だろう?
何回買い替えれば満足ができるのだろう?

ローズウッド指板のストラトキャスターはVanzandt STV-R2が僕にとっての最終解。
これ以上買い替えることはしない。

かたやメイプル指板のストラトmomose MC2-STD/Mを手にして実感したのは、僕にとっての「ストラトキャスター」の最終解は「アッシュボディー+メイプル指板」なんだろうということだった。KING SNAKE Okie-Dokie-Tしかり、Vanzandt PBV-R1しかり。弾いていて直感的に「気持ちいい」と感じる組み合わせはこれなんだと確信した。
momoseのMC2はとても手に馴染んだし、弾いていて楽しかった。

これまでの人生でさんざん迷走してきたストラトだが、あれこれ渡り歩いた末に僕にとっての「理想形」がとうとう明確になった。それならいよいよ「一生モノ」を手に入れようじゃないか。

ストラトキャスターと言えばやはりフェンダー社。
一生モノなら是非ともカスタムショップ製を。
どうせなら「原点」である1954年製のリイシュー品がいい。
メイプル指板ならボディーは2トーンのサンバーストしかありえない。

というわけで、また探し始めてしまった(笑)。

エイジド加工の魅力

新品ではなく使い古された状態を再現するためにあえて塗膜にクラックを入れたり剥いだり金属パーツをくすませたりする「エイジド加工」。実際に「使い古し」た楽器は年数が経過して木材の状態が変わっているはずなのだがそこまではさすがに再現できないか。

いずれにせよこの加工をしている楽器は余計な手間がかかっているので高価になる。しかももともと高価なモデルに施すことが多いのでより高くなる。新品で買っているのに買った時から見た目がボロボロなんて一体何がいいんだろう?しかも馬鹿みたいに高いし…と昔は思っていた。

そんな価値観を一変させたのがGibson Custom Shop ES-335のMurphy Labのエイジド加工品に触れた時だった。同じモデルの通常の新品とエイジド加工品を弾き比べた時に僕ですら一瞬で違いが分かった。体に馴染む感覚が全然違う。

フェンダー社のエイジド加工は「レリック加工」と呼ばれていて、レベルが数段階ある。

  • New Old Stock (NOS):製作当時の新品状態。レリックなし。
  • Time Capsule:極めて良好に保管された状態。深みのある塗装と微細な金属エイジング。
  • Closet Classic:数十年ケースに保管されていた状態。細かいウェザーチェックや金属のくすみがある。
  • Journeyman Relic:長年弾き込まれたが大切に扱われてきた状態。適度な塗装剥がれと使用感。
  • Relic:数十年現場で使用された状態。塗装剥がれ、ウェザーチェック、金属パーツの錆が全体に施される。
  • Heavy Relic:極限まで弾き込まれた状態。木部が見えるほどの激しい塗装剥がれと、パーツの重度な劣化。

4本

名古屋栄のロッキン(平野楽器)に、カスタムショップ製の70th Anniversary 1954 Stratocasterが4本もストックされていることを知った。東京と違って名古屋なら新幹線を使わなくても片道2時間弱・2,000円ほどで行ける。

これは呼ばれているぞ(笑)。

4本のうち1本はTime Capsule、残りの3本はJourneyman Relicだった。
お店の人にわがままを言って4本全てを弾かせてもらった。高価な買い物なので慎重に…。

まずJourneyman Relicの3本。
なんだろう、この体に吸い付く感覚。
トーンコントロールの幅がこれまで持っていたストラトよりも広いし、ボリュームを操作した時の音質変化もいい感じだった。ボディーの重量バランスが微妙に違っている以外は劇的な個体差はない(というかわからない)な…。

Time Capsuleも似た感じだったが、こちらはより「新品」な感じ。リアピックアップの高域がやや耳に刺さるのは「新品」的なキャラクター故かな。

最終的にJourneyman Relicの3本から生鳴りがいちばん心地良かった1本を選んだ。木目も塗装の風味も3本の中ではいちばんよかったかな。結果的に見た目も音もベストな1本が選べたと思う。

「弦が古いので張り替えます」とのことで好きな弦をチョイスさせてもらった。
標準はフェンダー社の弦なのだが、ここはあえてリチャードココで。弦高も少し下げてもらった。

原点にして至高

momoseのストラトに何ひとつ不満がないのに買い替えるなんて単なる無駄遣いなんじゃないか、ブランドとスペックに目が眩んでるだけなんじゃないか…と正直なところ罪悪感はあった。

でも持ち帰ってケースを開けて取り出して鳴らした時に「買い替えてよかった」と心の底から思えた。

シンプルな仕様なのに見た目が重厚で、プレイアビリティーに優れている。
楽器としての完成度はもちろん所有欲も十分に満たしてくれる。
まさに「原点にして至高」である。

レリック加工の影響もあるんだろう。このストラトには「迫力」がある。
佇まいはもちろんのこと、手に取ると身が引き締まる思いがする。僕にとってストラトキャスターはどちらかというと「可愛らしい」という印象だった。ストラトにこれほどの迫力を感じたのは初めてだ。

Journeymanのレリック加工は指板の汚れと塗装のクラックはそれほど派手ではないんだがネックの裏側の塗装の剝がし方がすごい。見た目かなりわざとらしいんだけど塗膜がはがれて艶消し状態になっているので握った感触はとてもいい。

あと余談だが、付属品が多すぎだ(笑)。
1954年当時のストラップとかシールドとか。きっと使わないな…。ブリッジカバーも付いていた。あまりにも多すぎてケース内のポケットが閉まりきらないので(笑)ストラップとシールドは外に出して別で保管することにした。

そしてあのツイードのケースと、その内側の「70周年」のロゴ
美しい。

推奨弦

R.COCO / RC10

10-46のライトゲージ。「イタリアの古き良き弦楽器製作のノウハウをダイレクトに受け継ぐ伝説の弦」だそうな。豊かな中低音とギラつきすぎない高域。ストラトのリアピックアップでも耳に痛い音にならない。
テンションは柔らかめなので演奏性抜群。


FENDER 150R Pure Nickel Ball End 10-46

Screenshot

フェンダーの標準弦。
R150とR250があり、150はビンテージ寄り、250はモダン寄り。
らしい。


メンテナンス履歴
    宅録使用曲一覧

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