The Back Seat Of My Car – Paul & Linda McCartney

2019/05/16eXtra

ハイウェイを突っ走る
やりたいようにやるんだ
でも彼女のお父さんの声が聞こえる
あまり遅くまで遊びまわるなと
僕らは隠れるのに必死なだけさ
車のバックシートでね

1971年のポール・マッカートニーのアルバム「ラム」に収録された曲。

1969年、ポールはこの曲をビートルズで録音するために「ゲット・バック」（後にアルバム「レット・イット・ビー」としてリリースされる）のセッション中に披露していたが結局何もすることができないままプロジェクト自体が頓挫してしまった。

ポールによればビートルズ解散前後に彼が書いた「車」にまつわる曲はこの「バック・シート」の他に「トゥー・オブ・アス」「愛しのヘレン」があるが、これらはいずれもリンダとのドライブ中にインスピレーションを得たものだったとのこと。

Paul McCartney (1975)
“Back Seat of My Car" is the ultimate teenage song, and even though it was a long time since I was a teenager and had to go to a girl’s dad and explain myself, it’s that kind of meet-the-parents song. It’s a good old driving song. [Sings] “We can make it to Mexico City." I’ve never driven to Mexico City, but it’s imagination. And obviously “back seat" is snogging, making love.

「バック・シート」はティーン・エイジャーの歌だ。10代の時にガールフレンドの父親に会って自己紹介をしなきゃならなかったのは僕にとっては遠い昔の話だけど、そういうことを描いた曲。古き良き「ドライブソング」だね。『僕らはメキシコシティーで…』メキシコシティーまでドライブしたことはないよ。ただのイマジネーションさ。で、「バック・シート」ってのはもちろん「メイク・ラブ」のことだよ。