Somebody Who Cares – Paul McCartney

eXtra

composed by Paul McCartney ©1982 MPL Communications Ltd.

自分の体が縫い目からバラバラになって
すべてが台無しになってしまいそうな時
君は自分にこう言い聞かせる
ここには誰もいないんだって
わかるよ
君の気持ちはよくわかる

出かけなきゃならない時に
誰かに車のタイヤを盗み去られてしまったかのように
悩ましいけどどうにもならない
でも誰かが気にかけてくれてる

いつでもどこでも誰かがいるんだ
気にかけてくれる人が
来る日も来る日もいろんなことが起こる
でも知るべきなんだ
気にかけてくれる人がいることを

君がそれに気づかなければ
どうやって君を探せばいいんだろう
どうすれば君の居場所がわかるんだろう

君の気持ちはよくわかるよ

出かけなきゃならない時に
誰かに車のタイヤを盗み去られてしまったかのように
苛立つけれどどうにもならない
でも誰かが気にかけてくれてる

どんな場所でも誰かがいるんだ
気にかけてくれる人が
それを知るべきさ
来る日も来る日もいろんなことが起こる
でも知るべきなんだ
気にかけてくれる人がいることを

君がそれに気づかなければ
どうやって君を探せばいいんだろう
どうすれば君の居場所がわかるんだろう

君の気持ちはよくわかるよ

tugofwar

 ポール・マッカートニーが1982年にリリースしたアルバム「タッグ・オブ・ウォー」の3曲目。
アルバム内の小曲なのでよほど好きな人じゃないと知らない曲だとは思うんだけど、僕はこの旋律を初めて聴いた時から虜になってしまった。
さすが稀代のメロディーメーカー。こういう曲を書かせたら右に出る者はいないなぁ思う一方で、どこか普通のポールっぽくない不思議な雰囲気の曲だという感じもした。

なんて言うか、フランスの秋のメロドラマのテーマソング、みたいな。

My Recording Data

Environment

HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.0.7
Audio I/FRoland UA-55
 

Tr.1 :: Drums

  • Drum Kit (Logic)
  • Channel EQ > Limiter
 

Tr.2 :: Maracas

  • exs24 – Percussion Kit
  • Gain > ADT
 

Tr.3 :: Bass

  • FGN NCJB-10R (front 10 + rear 10 + tone 5)
  • Guitar Rig > Multi Pressor > Channel EQ > Limiter
  • 指弾き。イントロで鳴ってるハイノートの最後の音は4弦ベースでは出せない。原曲でベースを弾いたのはスタンリー・クラークらしいのだが、ここは普通のベースじゃなくて5弦かテナーベースかピッコロベースを重ねてるんじゃないかと思う。いずれにしても持ってないので、このトラックはオクターブ下を弾いた。
 

Tr.4 :: E.Guitar

  • Gibson Les Paul Traditional (Rhythm vol.10 + tone 0)
  • Guitar Rig > Multi Pressor > Channel EQ > Limiter
  • イントロ。ベースで出しきれない音のサポート。
 

Tr.5 :: A.Guitar 1

  • YAMAHA FG-520 TBS
  • Channel EQ > ADT
  • メインのバッキング。イントロの流れで指ピック。
 

Tr.6 :: A.Guitar 2

  • YAMAHA FG-520 TBS
  • Channel EQ > ADT
  • 間奏。ピック弾き。アルバム(CD)のライナーノーツには"Classic Guitar"と書かれていて多分この間奏のことだと思うんだけど、ナイロン弦だとちょっと物足りない気がしてスチール弦のアコースティックで弾いてみた。
 

Tr.7, 8 :: Pipe

  • KONTAKT 5 – Bansuri
  • Denoiser > Channel EQ > ADT > Space D
  • たまに登場して印象的なフレーズを聞かせてくれるパート。楽器がわからない。フルートともオーボエとも違う。あれこれ音を探していていちばんしっくりきたのがバンスリ(Indian Bamboo Flute)だった。
 

Tr.9 :: Vocal

  • Channel EQ > Compressor > Limiter > Ensemble > Space D
 

Tr.10, 11 :: Chorus 1, 2

  • Channel EQ > Compressor > Noise Gate > Ensemble > Space D
 

Tr.12 :: Chorus 3

  • KONTAKT 5 – Chorus [u]
  • Channel EQ > Compressor > Space D
  • “Well it’s frustrating …"の部分の「ウー」コーラス。こういうのはKONTAKTで。
 

History

2014.06.28: version 1.0.2 (メインボーカル再録音)
2014.06.26: version 1.0.1 (コーラスパート x2をボコーダーから地声に)
2014.06.25: version 1.0.0-i (ボーカル&コーラスを消去してインストに)
2014.06.24: version 1.0

Diary