All My Loving – The Beatles
目を閉じて
キスするよ
明日になれば離ればなれ
覚えておいて
僕はずっと君を想ってる
離れている間
毎日手紙を書くよ
僕のすべての愛を君に届けよう
君とのキスを思い出しながら
いつか夢が叶うと信じて
離れている間
毎日手紙を書くよ
僕のすべての愛を君に届けよう
僕のすべての愛を君に送るよ
変わることのないこの愛を
目を閉じて
キスするよ
明日になれば離ればなれ
覚えておいて
僕はずっと君を想ってる
離れている間
毎日手紙を書くよ
僕のすべての愛を君に届けよう
僕のすべての愛を君に送るよ
変わることのないこの愛を
僕の愛
ありったけの愛を
ぜんぶ
君に捧げる
ビートルズが1963年にリリースしたアルバムW「ウィズ・ザ・ビートルズ」の3曲目。クレジットはLennon – McCartneyだが、実質的にはポール・マッカートニーの作品である。
メロディ・メーカーの彼らしい美しい旋律を持ち、ジョン・レノンに「ポールは完璧な作曲の能力がある」と言わしめたほど完成された曲。ジョンは正確で力強い3連のリズムギターを刻み、ジョージ・ハリスンはカントリー・タッチの豊かなソロを聴かせてくれる。
英国ではEPこそ発売されたものの、シングルカットはされなかった。
ビートルズが初めて米国を訪れた時に出演した人気TV番組「エド・サリバン・ショー」で最初に演奏した曲としてとりわけ米国では人気が高い。
Now yesterday and today our theater’s been jammed with newspapermen and hundreds of photographers from all over the nation, and these veterans agreed with me that the city never has the excitement stirred by these youngsters from Liverpool, who call themselves The Beatles. Now tonight, you’re gonna twice be entertained by them. Right now, and again in the second half of our show. Ladies and gentlemen, The Beatles! Let’s bring them on.
昨日も今日もこの劇場には国中から新聞記者やカメラマンが押し寄せています。長年この世界にいる彼らも、そして私も、この街がこれほどの興奮に包まれた経験はかつてないものだと感じています。それを巻き起こしたのはリバプールからやって来た「ビートルズ」という名の青年たち。今夜は彼らのショーが2回。まさに今からと、番組の後半にも登場します。ではお迎えしましょう。ザ・ビートルズ!
司会のエド・サリバンにこう紹介され画面に登場したビートルズはポールの5カウントから「オール・マイ・ラビング」、その後「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」と「シー・ラブズ・ユー」を演奏した。
全米総人口の72%の人 (約7300万人) がこの番組で彼らの演奏を見たと言われている。また、ビートルズ出演の時間帯だけマンハッタンにおける少年犯罪発生率が低下したという逸話もあり、この曲は「抱きしめたい」と並んでビートルズ米国制覇の象徴にもなった。
ジョンが1980年12月8日、ニューヨークの自宅前でマーク・チャップマンに銃で射たれ同日23時過ぎに担ぎ込まれた病院で死亡した時、病院のスピーカーからはこの曲が流れていた
This was one of his first biggies.
彼の最初の傑作のひとつさ。
ジョン・レノン(1972)
'All My Loving’ is Paul, I regret to say. Because it’s a damn fine piece of work. But I play a pretty mean guitar in back.
悔しいけど、「オール・マイ・ラビング」はポールだ。なんで悔しいかって、これは本当にいい曲だからね。でも僕も頑張ってギターを弾いたよ。
ジョン・レノン(1980)
Yeah, I wrote that one. It was the first song I ever wrote where I had the words before the music. I wrote the words on a bus on tour, then we got the tune when I arrived there. The first time I’ve ever worked upside down.
うん、僕が書いた。曲よりも歌詞を先に書いたのはこの曲が初めてだった。ツアーで移動中のバスの中で歌詞を作って、到着してから曲を付けた。それまでの曲作りとは逆の手順だったんだ。
ポール・マッカートニー(1984)
I think that was the first song where I wrote the words without the tune. I wrote the words on the tour bus during our tour with Roy Orbison. We did alot of writing then.
メロディーができる前に歌詞を書いたのはこれが初めてだったと思う。ロイ・オービソンと一緒にまわったツアーのバスの中で作ったんだ。この時に結構たくさん曲を書いたよ。
ポール・マッカートニー(1988)
It was a good show song. It worked well live.
ライブ向きの曲だね。ライブだといい感じになるよ。
ポール・マッカートニー(1994)
My Recording Data
Environment
HostApple Macbook Pro M1
ApplicationApple Logic Pro 10.6.2
Audio I/FFocusrite Clarett 2Pre USB
Tr.1 :: Drums
- KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Compressor > Space D > Limiter
- Score
Tr.2 :: Bass
- Hofner 500/1 Vintage 62 (treble=off, bass=on, solo)
- Guitar Rig > Tube EQ
- TAB
Tr.3 :: Guitar 1
- Rickenbacker 325 C64 (rear tone=10)
- Guitar Rig > TUbe EQ > Channel EQ > Chroma Verb > Sample Delay
- TAB
Tr.4 :: Guitar 2
- Gretsch G6119 Tennessee Rose (mix-middle)
- Guitar Rig > TUbe EQ > Channel EQ > Chroma Verb > Sample Delay
- TAB
History
2021.05.14: version 2.2
2015.09.10: version 2.1
2010.10.17: version 2.0
2005.05.28: version 1.1
2002.05.28: version 1.0
Diary
- All My Loving – The Beatles (2021/05/14)
- 宅録日記・All My Loving 06 (2021/05/14)
- 宅録日記・All My Loving 05 (2021/05/10)
- 宅録ビートルズ・2周目 – WITH THE BEATLES総括 (2015/10/15)
- 宅録ビートルズ・2周目 377 (2015/09/10)
- 宅録ビートルズ・2周目 037 (2010/10/16)
- 宅録ビートルズ・2周目 027 (2010/09/23)
- 宅録ビートルズ・2周目 026 (2010/09/19)
Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database