Can’t Buy Me Love – The Beatles

A HARD DAY'S NIGHT,The Beatles

composed by John Lennon & Paul McCartney ©1964 Northern Songs Ltd.

愛はお金じゃ買えない
お金で愛は買えないんだ

君が喜んでくれるなら
ダイヤの指輪をあげる
君が喜んでくれるなら
なんでも買ってあげるさ
お金なんかどうでもいいんだ
お金で愛は買えないんだから

僕を愛してくれるなら
僕が持っているもの全部あげるよ
たいしたものはないかもしれないけど
全部君にあげるさ
お金なんかどうでもいいんだ
お金で愛は買えないんだから

愛はお金じゃ買えない
みんな知ってるよね
お金で愛は買えないんだ
絶対無理さ

ダイヤの指輪なんかいらないと言ってくれたら
僕はとても嬉しい
お金で買えないものが欲しいと
そう言ってほしいんだ

お金なんかどうでもいいんだ
お金で愛は買えないんだから

愛はお金じゃ買えない
みんな知ってるよね
お金で愛は買えないんだ
絶対無理さ

ダイヤの指輪なんかいらないと言ってくれたら
僕はとても嬉しい
お金で買えないものが欲しいと
そう言ってほしいんだ

お金なんかどうでもいいんだ
お金で愛は買えないんだから

愛はお金じゃ買えない
お金で愛は買えないんだ

1964年3月20日にリリースされたビートルズ6枚目のシングル盤のA面(B面は「ユー・キャント・ドゥ・ザット」)。彼らにとって初の主演映画となった同年公開の「ア・ハード・デイズ・ナイト」でも使用され、サウンドトラックアルバムの7曲目(LP盤ではA面の最後の曲)にも収録された。クレジットはLennon – McCartneyだが、実質的にはポール・マッカートニーの作品である。

イントロは無く、いきなりタイトルを叫ぶポールのシャウトから始まり、最後もタイトルを連呼して終わる。これは曲に強いインパクトを持たせようとしたプロデューサーのジョージ・マーティンの発案。レコーディングはフランス滞在中にパリ市内のEMIスタジオで行われ、ギターとボーカルのオーバーダビングは帰国後アビー・ロード・スタジオで行われた。
モノラル版は間奏のギターの音数がステレオ版より少ないように聞こえる。これはステレオ版ではダブルトラックに聞こえるギター・ソロの前回のテイクの音を完全に消しきれなかったためである。またモノラル版ではミキシング時にノーマン・スミスがハイハットを叩いて追加している。ステレオ版のミキシングでも同様の作業が行われたが結局このミックスはリリースされず、後日4トラック・マスターテープそのままのミキシングが行われた。

映画では「最も印象的」と評される広場のシーンで使われた。

John and Paul, but mainly Paul.

ジョンとポール。でもほとんどポール。

ジョン・レノン(1972)

That’s Paul completely. Maybe I had something to do with the chorus, but I don’t know. I always considered it his song.

ポールの曲だ。コーラスをやった気がするけど、覚えてない。これは彼の曲だっていうのが僕の変わらない認識さ。

ジョン・レノン(1980)

We recorded it in France, as I recall. Went over to the Odeon in Paris. Recorded it over there. Felt proud because Ella Fitzgerald recorded it, too, though we didn’t realize what it meant that she was doing it.

僕らはこの曲をフランスで録音した。確かパリのオデオンだったと思う。エラ・フィッツジェラルドがレコーディングしてくれたのは誇りに思ったよ。彼女の意図には気が付かなかったけどね。

ポール・マッカートニー(1984)

'Can’t Buy Me Love’ is my attempt to write a bluesy mode. The idea behind it was that all these material possessions are all very well but they won’t buy me what I really want.

「キャント・バイ・ミー・ラブ」はブルースっぽものに挑戦しようとした曲だ。アイデアの背景は「周りには素晴らしい物がたくさんあるけどそれで僕が本当に欲しいものは買えない」というものだった。

ポール・マッカートニー(1994)

Environment

Music Score

History

2022.08.18: version 2.2
2015.10.31: version 2.1
2011.01.10: version 2.0
2002.06.21: version 1.0

Diary


 

Sources