Carry That Weight – The Beatles
composed by John Lennon & Paul McCartney ©1969 Northern Songs Ltd.
少年よ
君はその重荷を背負っていくんだ
長い間
メドレー3曲+1曲。
曲ごとにページを分けていますが、動画は4曲連続なのでどのページでも同じものが再生されます。
スタートポイントは各ページごとにその曲から始まるように設定しましたが、ブラウザによってはこの設定は無視されることがあるようです。
あらかじめご了承ください。
ビートルズが1969年にリリースしたアルバムABBEY ROADの15曲目で、アルバムB面に収められた2つのメドレー(前半5曲、後半3曲)の後半の2曲目。クレジットはLennon – McCartneyだが、実質的にはポール・マッカートニーの作品である。
編集による「メドレー」ではなく前曲の「ゴールデン・スランバース」とつながった曲で、アルバム発売当初は"Golden Slumbers / Carry That Weight"とひとまとまりに表記されていた。
曲半ばで「ユー・ネバー・ギブ・ミー・ユア・マネー」の最初の旋律が再登場。最後の部分でも同曲のギター・フレーズが繰り返され、アルバム全体(というよりB面)の統一性を演出している。
当時バンドは崩壊状態で、メンバーの誰もが解散は避けられないと感じていたはずだ。
それと同時に、仮に解散したとしてもこれだけ巨大になってしまった「ビートルズ」であったことはおそらく一生つきまとうであろうこともわかっていたと思う。
4人それぞれ立場は異なっていて、背負い方の違いはありこそすれ、決してその「重荷(weight)」から逃れることはできない…そんな思いから書かれた曲なのかもしれない。
That’s Paul. Apparently he was under strain at that period.
ポールだ。あの時期は気が張ってたんだろうね。
I’m generally quite upbeat, but at certain times things get to me so much that I just can’t be upbeat anymore and that was one of those times. 'Carry that weight a long time’… like forever ! That’s what I meant… in this heaviness there was no place to be. It was serious, paranoid heaviness and it was just very uncomfortable.
僕はだいたい楽観的なんだけど、そういう気分じゃない時もある。あの頃もそうだった。「ずっとその荷を負って…」ほとんど「永遠に」っていう意味でね。この重荷を降ろせる場所なんかない。深刻で、病的と言ってもいいほどの重み。とてもつらかった。
My Recording Data
Environment
HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.0.7
Audio I/FRoland UA-55
Tr.1 :: Piano
- exs24 – Grand Piano
- Channel EQ > Space D
Tr.2 :: Drums
- KONTAKT 5 – ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Space D > Limiter
Tr.3 :: Drums
- KONTAKT 5 – ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Space D > Limiter > Sample Delay
- オーバーダブされている(ように聞こえる)パート。スネアとタム。短いディレイでタイミングをずらす。前曲はL-chだったがこの曲ではR-chに。
Tr.4 :: Bass
- FGN NCJB-10R (frpnt 10 + rear 10 + tone 3/4)
- Guitar Rig > Multi Pressor > Channel EQ > Limiter
Tr.5 :: E.Guitar 1
- Gibson Les Paul Traditional (Treble full)
- Guitar Rig > Channel EQ > Limiter > ADT
- リフレイン後のちょっとしたフレーズ
Tr.6 :: E.Guitar 2
- Epiphone Elitist CASINO (Treble full)
- Guitar Rig > Channel EQ > Exciter > ADT
- エンディングのアルペジオその1。
Tr.7 :: E.Guitar 3
- Epiphone Elitist CASINO (Treble full)
- Guitar Rig > Rotor > Channel EQ
- エンディングのアルペジオその2。最後の最後でレスリーを通したような音が被ってきているように聞こえた。そのパート。
Tr.8 :: Strings 1
- KONTAKT 5 – Strings Ensemble
Tr.9 :: Strings 2
- KONTAKT 5 – Strings Ensemble
- 中間部の”You Never Give Me Your Money”リフレイン前の下降フレーズ強調。
Tr.10 :: Horn
- KONTAKT 5 – French Horn Ensemble
Tr.11 :: Trumpet
- KONTAKT 5 – Trumpet Ensemble
- Exciter
- 中間部の”You Never Give Me Your Money”リフレインの景気付けのために追加したトラック。高音強調。
Tr.12 :: Brass Section
- KONTAKT 5 – Brass Ensemble
- Limiter > Channel EQ > Exciter > ADT
Tr.13 :: Timpani
- KONTAKT 5 – Timpani
History
2014.09.06: version 2.0
2004.02.25: version 1.0
Diary
- 宅録ビートルズ・2周目 – ABBEY ROAD総括 (2014/09/07)
- Carry That Weight – The Beatles (2014/09/06)
- 宅録ビートルズ・2周目 277 (2014/09/06)
- 宅録ビートルズ・2周目 274 (2014/09/01)
- 宅録ビートルズ・2周目 273 (2014/08/28)
Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database