Suicide – Paul McCartney
composed by Paul McCartney ©1970 MPL Communications Ltd.
女の子たちのあれこれを知るのが僕の楽しみだった
基本的にみんな分別があるよね 本当にそう思うよ
でもなかには 仕事というには美しすぎる荷を負ってる娘もいるんだ
ポール・マッカートニーの曲。
ホントか嘘か知らないけど彼が14歳の時に作った曲なんだそうで、ビートルズ時代のLET IT BEのセッションや、初めてのソロアルバムMcCARTNEYの時にレコーディングが試みられたがきちんとした形でリリースされたことはない。1974年にはフランク・シナトラにこの曲を提供する計画もあったようだが、Suicide(自殺)というタイトルに抵抗があったためか、この話はシナトラ側から断られてしまった。
アルバムMcCARTNEYのリマスター版CDが発売された時にこの曲が収録されたが、これはやや中途半端な「デモ」に近いバージョンだった。
その他に1975年にウイングスのドキュメンタリー映画"One Hand Clapping"のためにピアノとボーカルだけのバージョンが録音されている。
My Recording Data
You Tubeで僕の「ドント・パス・ミー・バイ」のビデオを見てくれたルーマニアの人から「コラボレーションしたい」という申し出があった。僕のカラオケサウンドトラックに歌を入れてくれるとのこと。楽しそうだ。
「どんな曲やりたい?」と聞くと「ポール・マッカートニーのSuicideかジョン・レノンのNow And Then」ときた。
…知らない…
ビートルズに関してはそこそこマニアックな知識を持ってるという自負はあるんだけど、ソロ時代となるとちょっと弱い。しかもこれ、調べてみたら未発表曲じゃないか。最初なんだからもうちょっと普通の曲がいいなぁ…。
などと断るのもなんか悪い気がして。
「いいですよ」
と返事した。
さぁ大変だ。
クライアントが「参考用」として送ってくれたYouTubeはピアノとベースとボーカルだけのシンプルな編曲…完コピしなくていいなら何とかなりそうだ。
とはいえ絶対音感なんか持ってないから音をとるのが大変。1ヶ月ほどかかってようやくサウンドトラックを作り上げて、彼に送った。
…しかし、リアクションがない。
「受け取った」とも「いい」とも「悪い」とも言ってこない。
なんなんだ。
待てど暮らせど返事が来ないので、自分で歌入れしてしまった。
で、歌入れした後に、ドラムとベースがイマイチな気がしたのでやり直して。
完全に「自分用」のテイクを作ってしまった。
クライアントに見つかったら気を悪くするかな?
でもここまで作ったんだから、これくらい許してくれるよね?
Environment
HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 9.1.8
Audio I/FRoland UA-55
Tr.1 :: Drums
- KONTAKT 5 – Abbey Road 60s Drummer Late 60 Kit
- Chan EQ > Space Dsn > Limiter
- クライアントに渡したバージョンはexs24 Real ACO Drumのブラシキットだったのだが、イマイチ中途半端な気がしたので自分用のは普通のキットにしてみた。
Tr.2 :: Piano
- exs24 – Classical Piano
- Chan EQ > Exciter > Space Ds
- スタートを前小節4拍目の裏にした以外はクライアントに渡したバージョンと大差なし。
Tr.3 :: Bass
- FGN NCJB-10R (P.U. select = front + rear)
- Guitar Rig
- トーンはセンター付近。ピック弾き。クライアントに渡したテイクよりもラフ。
Tr.4 :: Vocal
- Chan EQ > Compressor > ADT > Space Dsn
- 今回依頼受けて初めて聞いた曲なのでちょっと歌い込みが足りてない。でもまぁこんなもんかしら。
History
2013.06.30: version 1.0
Diary
- Suicide – Paul McCartney (2013/06/30)
- 宅録・Suicide 04 (2013/06/30)
- 宅録・Suicide 03 (2013/06/24)
- 宅録・Suicide 02 (2013/06/23)
- 宅録・Suicide 01 (2013/06/23)