Don’t Bother Me – The Beatles
彼女が去ってしまってから
誰にも話しかけられたくない
もう前とは違うんだ
でも悪いのは僕
そんなことわかってるさ
だからどこかに行ってくれ
ひとりにしてくれ
ほっといてくれ
信じられないんだ
彼女が僕をひとりにしてしまうなんて
毎晩寂しい思いをしてる
こんなのおかしいよ
君に構ってるひまなんか無いんだ
ほっといてくれ
彼女が戻ってきてくれなければ
自分が自分でなくなってしまう
なぜって彼女はずっと
僕にとってかけがえのない人だから
彼女が帰ってくるまで
僕に近寄らないで
どこかに行ってくれ
彼女が戻ってきたら知らせるから
その日まで
まとわりつかないで
ひとりにしておいて
ほっといてくれ
君に構ってる時間なんかないんだ
ほっといてくれ
彼女が戻ってきてくれなければ
自分が自分でなくなってしまう
なぜって彼女はずっと
僕にとってかけがえのない人だから
彼女が帰ってくるまで
僕に近寄らないで
どこかに行ってくれ
彼女が戻ってきたら知らせるから
その日まで
まとわりつかないで
ひとりにしておいて
ほっといてくれ
構わないでくれ
ほっといてくれ
どっか行け
ビートルズが1963年にリリースしたアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」の4曲目。ジョージ・ハリスンの作品。
63年8月のポーツマスでの公演中に体調を崩してホテルで静養しているときに書かれた。彼にとっては初めての自作曲リリースである。
ジョージは親しい友人から「君はなぜ曲を作らないんだ?」とよく質問されていた。この曲はその質問に対する彼の返答だった。"Don’t bother me (ほっといてくれ)"
ジョージの作品ではあるがまだジョン・レノンやポール・マッカートニーの影響を受けていて自分のスタイルが確立しきれていないようだ。 彼は後年自らこの曲を評して「他の二人を見ていたからやり方は分かっていたけど…これはあまりいい曲とはいえないね」と語っていた。
The first song that I wrote… as an exercise to see if I could write a song. I wrote it in a hotel in Bounemouth, England, where we were playing a summer season in 1963. I was sick in bed… maybe that’s why it turned out to be 'Don’t Bother Me.’ I don’t think it’s a particularly good song… It mightn’t even be a song at all, but at least it showed me that all I needed to do was keep on writing, and then maybe eventually I would write something good.
作曲の練習としてね初めて作った曲だ。1963年の夏に泊まってたイングランドのボーンマスのホテルで書いた。僕は病気で寝込んでて…だから「放っといてくれ」なんてタイトルにしたのかもしれない。いい曲だとは思わないし、そもそも「曲」と呼べるものですらないかもしれないけど、書き続けるのが大事だってことはわかった。そして、いつかいい曲を書いてやるぞって思ったよ。
ジョージ・ハリスン(1980)
I think John and I were really concentrating on– 'We’ll do the 'real’ records,’ but because the other guys had alot of fans we wrote for them too. George eventually came out with his own, 'Don’t Bother Me,’ but until then he hadn’t written one.
ジョンと僕は「本物の」レコードを作ることにひたすら没頭してた。でも他のメンバーにもたくさんのファンがいたから彼らのための曲も書いたよ。ジョージはとうとう自分で「ドント・バザー・ミー」を作ったけど、それまで彼は1曲も書いたことがなかったんだ。
ポール・マッカートニー(1988)
My Recording Data
Environment
HostApple Macbook Pro M1
ApplicationApple Logic Pro 10.6.2
Audio I/FFocusrite Clarett 2Pre USB
Tr.1 :: Drums
- KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Compressor > Space D > Limiter
- Score
Tr.2 :: Bass
- Hofner 500/1 Vintage 62 (treble=off, bass=on, solo)
- Guitar Rig > Tube EQ > Limiter
- TAB
Tr.3 :: Guitar 1
- Gretsch Tennessee Rose (Rear – Low)
- Amp > Channel EQ > Exciter > Compressor > Sample Delay
- TAB
Tr.4 :: Guitar 2
- Gretsch Tennessee Rose (Rear – Mid)
- Amp > Channel EQ > Compressor > Sample Delay
- TAB
Tr.5 :: Guitar 3
- Rickenbacker 325 C64 (rear – full)
- Guitar Rig > Tube EQ > Channel EQ > Chroma Verb > Sample Delay
- TAB
Tr.6 :: Tambourine
- Tambourine (Headless)
- Limiter > Channel EQ > Space D
- Score
Tr.7 :: Claves
- Sampler (Logic) – Studio Percussion
- Channel EQ > Chroma verb > Limiter
- Score
Tr.8 :: Bongo
- KONTAKT 5 – Bongos
- Limiter
- Score
History
2021.05.19: version 2.2
2015.09.12: version 2.1
2010.10.17: version 2.0
2002.05.28: version 1.0
Diary
- Don’t Bother Me – The Beatles (2021/05/19)
- 宅録日記・Don’t Bother Me 04 (2021/05/19)
- 宅録ビートルズ・2周目 – WITH THE BEATLES総括 (2015/10/15)
- 宅録ビートルズ・2周目 378 (2015/09/12)
- 宅録ビートルズ・2周目 037 (2010/10/16)
- 宅録ビートルズ・2周目 027 (2010/09/23)
Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database