Misery – The Beatles
世界中が僕につらくあたる
みじめだ
僕はこれまで
泣くことなんてなかった
世界中が僕の敵なんだ
つらい
彼女を失ってしまった
もう会うこともない
ずっと引きずるだろう
このみじめさを
ふたりで過ごした日々を思い出す
僕には彼女しかいないんだ
わかってもらえないだろうか
彼女を僕に返して
何故って わかってるだろ
彼女を失ったら
僕はダメになってしまう
ふたりで過ごした日々を思い出す
彼女も思い知るだろう
ひとりぼっちになってしまうことを
彼女を僕に返して
何故って わかってるだろ
彼女を失ったら
僕はダメになってしまう
つらいんだ
みじめなんだ
ビートルズが1963年にリリースしたアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」の2曲目。ジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作。
1963年2月のヘレン・シャピロとのツアー中にヘレンのために書いた曲だったが「歌詞が暗い」という理由でヘレン側に断られレコーディングはされなかった。
ピアノを弾いているのはジョージ・マーチン。これは後日オーバーダビングされたもの。
It was kind of a John song, more than a Paul song… but it was written together.
ポールよりむしろジョンっぽい曲…だね。でも一緒に書いたんだよ。
ジョン・レノン(1980)
John and I were a songwriting team, and what songwriting teams did in those days was wrote for everyone. 'Misery’ was for Helen Shapiro, and she turned it down. It may not have been that successful for her because it’s rather a downbeat song… 'the world is treating me bad, misery.’ It was quite pessimistic. And in the end Kenny Lynch did it. Kenny used to come out on tour with us, and he used to sing it. That was one of his minor hits.
ジョンと僕は作曲のチームだった。いろんな人のために曲を作ったよ。「ミズリー」はヘレン・シャピロのために書いたんだ。でも歌ってもらえなかった。「世界中が私につらくあたるの…みじめだわ」なんて曲、彼女には合わなかったのかもしれないね。ホントに悲観的な曲さ。でもケニー・リンチはもらってくれたよ。ケニーとはよく一緒にツアーで回っててね、その時に歌ってくれたんだ。彼の地味なヒット曲になったよ。
ポール・マッカートニー(1988)
Environment
History
2024.06.22: version 2.2.2
2021.01.27: version 2.2.1
2021.01.19: version 2.2
2015.08.07: version 2.1
2010.09.04: version 2.0
2002.05.18: version 1.0
Diary
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Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database