Eleanor Rigby – The Beatles

孤独な人たちを見てごらん
孤独な人たちを見てごらん

エリナー・リグビー
結婚式が終わった後の教会で
ライスシャワーの残骸を拾う
夢に生きて
窓辺に座り
扉の近くに瓶にしまっていた顔をまとう
それは誰のため?

孤独な人たちはどこから来て
どこへ行くのだろう

マッケンジー神父
誰も聴かない説教を書いている
誰も彼に近寄らない
彼の働く姿を見てごらんよ
誰もいない夜に靴下を繕って
何を気にしているの?

孤独な人たちはどこから来て
どこへ行くのだろう

孤独な人たちを見てごらん
孤独な人たちを見てごらん

エリナー・リグビー
教会で死に
その名とともに埋葬された
参列者はいなかった
マッケンジー神父
手の土を払いながら
墓から歩いてくる
誰も救われなかった

孤独な人たちはどこから来て
どこへ行くのだろう

about this song

ビートルズが1966年にリリースしたアルバム「リボルバー」の2曲目。ジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作だが、リードボーカルはポールでバックコーラスもポールの多重録音。さらにバッキングはストリングスのみでバンド楽器は一切入っておらず、ポール以外のメンバーはレコーディングには参加していない模様。

アレンジに関してポールはプロデューサーのジョージ・マーティンに「ビバルディー風に書いてほしい」と要望。バイオリンx4、ビオラx2、チェロx2の弦楽8重奏をフィーチャーしたクラシック風の作品になった。

この曲の作詞に関してジョンは後に「作詞は主に僕がしたと思う」「歌詞にはドノバンも参加してる。僕も一緒にやった。メロディはほとんどスタジオで一緒に作ったものだけど、もとになってるのはポールのアイディアだ。 ポールの考えたアイディアで、ポールのつけたタイトルだ」 「『エリナー・リグビー』はポールの赤ん坊で、その子育てを僕が手伝ったというわけだ」と言っていた。また”Darning his socks…nobody there”という一節はリンゴ・スターのアイデアだという説もある。

エリナー・リグビーという身寄りのない老女と、誰からも相手にされないマッケンジー神父という架空の人物を悲劇的に書いた物語的な曲。
エリナーの名前は映画「ヘルプ!4人はアイドル」で共演した女優エレナー・ブロンから、姓のリグビーはポールがブリストルで見かけた会社の名前から取り、ポールが言葉遊びをしてる間に「リグビー」になった。
マッケンジー神父は最初は「マッカートニー神父」だったが、「自分の父親のことだなんて勘違いされちゃ困るなぁ」とポールが判断して新たに電話帳から選び出した。

なお、後にリバプールのセント・ピーターズ教会(ジョンとポールが初めて出会った場所)のウールトン共同墓地に実在のエリナー・リグビー(1895年-1939年)の墓があることがわかり、リバプールを訪れるビートルズファンの聖地となった。ただし歌詞に出てくるキャラクターとは関係ない。

interviews

Paul (1966)

I was sitting at the piano when I thought of it. The first few bars just came to me, and I got this name in my head… Daisy Hawkins picks up the rice in the church. I don’t know why. I couldn’t think of much more so I put it away for a day. Then the name Father McCartney came to me, and all the lonely people. But I thought that people would think it was supposed to be about my Dad sitting knitting his socks. Dad’s a happy lad. So I went through the telephone book and I got the name McKenzie. I was in Bristol when I decided Daisy Hawkins wasn’t a good name. I walked ‘round looking at the shops, and I saw the name Rigby. Then I took the song down to John’s house in Weybridge. We sat around, laughing, got stoned and finished it off.


ピアノの前に座って考えたんだ。最初の部分が頭に浮かんできた。「デイジー・ホーキンスが教会で米粒を拾う」って。由来はわかない。でもそれ以上考えを進められなかったから数日放っておいたんだ。その次にやって来たのは「マッカートニー神父」と「孤独な人たち」さ。でもその時、僕は親父が靴下を繕ってる姿をみんなに想像されちゃうんじゃないかって心配になった。親父は愉快な男なのにね。だから電話帳をめくって「マッケンジー」っていう名前を拾ったのさ。それとブリストルにいた時に「デイジー・ホーキンス」ってのもイマイチだと思った。で、散歩にでかけた時に「リグビー」っていう名前の店を見つけたんだ。それからウェーブリッジのジョンの所に行って仕上げたんだ。

John (1980)

Paul’s baby, and I helped with the education of the child… The violin backing was Paul’s idea. Jane Asher had turned him on to Vivaldi, and it was very good.

ポールの赤ん坊の子育てを僕が手伝ったのさ。バイオリンの伴奏はポールのアイデアだよ。ジェーン・アッシャーが彼にビバルディを教えたんだ。とてもよかったね。

Paul (1984)

I got the name Rigby from a shop in Bristol. I was wandering round Bristol one day and saw a shop called Rigby. And I think Eleanor was from Eleanor Bron, the actress we worked with in the film ‘Help!’ But I just liked the name. I was looking for a name that sounded natural. Eleanor Rigby sounded natural.

「リグビー」っていうのはブリストルにあった店の名前なんだ。散歩してる最中に見かけたのさ。「エリナー」は映画「ヘルプ!」で一緒に仕事をしたエレナー・ブロンから取ったんだと思う。名前が好きだっただけだよ。自然な響きの名前を探してたんだ。「エリナー・リグビー」はとても自然だと思ったよ。

music sheet – video & pdf

my recording data

使用楽器

録音環境

Host Computer
Apple Mac Studio M1 Max
MJMV3J/A

Digital Audio Workstation
Apple Logic Pro

履歴

  • 2026.01.25: versoin 2.2(スコア動画のみ)
  • 2016.06.07: version 2.1
  • 2011.09.03: version 2.0
  • 2002.12.01: version 1.0

宅録日記

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