スコア動画用の再録音とミックス。
Recording Tracks
原曲はちょっと変わった方法で作られているようなので工夫が必要。推測でしかないけど、多分こうやったんだろうと思う。
オリジナルテイクの演奏はA。
ギター2本とドラムス。
この時ベースが入っていたのかどうかはわからない。バンド演奏なので入っていたのかもしれないが最終的にミックスされたものでは輪郭がしっかりした音になってるので後からスーパーインポーズしたんだと思う。初めからテープスピードを落としてミックスすることを前提に録られたテイクだとしたらベースは音の劣化が激しいしアンサンブルの屋台骨が揺らいでしまう。パートごとのマルチトラック録音ができる環境なら後から抜けるが、そうでないなら最初から入っていないはず。
で、このテープを1音分だけ回転数を落としてそれをマスターテイクとしてベースとタンバリンを録音。
ジョンのボーカルはフォルマントの要素がいつもより高く聞こえるのでボーカルこれはさらに回転数を下げて録音したものを逆に回転数を上げてミックスしてるんじゃないかと思う。コーラスはわかんない。あと最後の逆回転もテープ操作。まぁ今回は歌入れはしないのでこの辺りは関係ない。
で、これを再現するためにまずは一旦Aで演奏して後からVarispeedを使って速度とピッチを下げる方法を試した。最近のLogicは速度を落とした時の補間機能が優秀なので音が壊れない。リージョン的には問題ないんだけど、これだとテンポとピッチの両方を考慮しないといけないので完全に一致させるのがとても難しい。
なので、テンポは原曲準拠でAで演奏したリージョン全体を230セント下げることにした。「1音」ならマイナス200セントなのだが原曲が微妙にクロマチックを外れているのでその再現のため230にしている。この方法だとテンポも速度も一致する。リージョン加工後の音の変化もさほど気にならない。
この曲のベースはまだ初心者だった16歳(40年も前なのか…)の時に衝撃を受けてシコーミュージックのスコアを見ながら一生懸命練習したので体に染み付いてる。でも今回パートを分解して聴いてみたら当時覚えたフレーズと少し違っていた。特に2/4が入るフレーズはずっと謎だったがそれが解けた。
- ギター1再録音。Gretsch G6120T-59。ミックスポジション+ミドルトーン。
- ギター2再録音。Tokai LS376。リアピックアップ+トーン10。
ノーマルチューニングだがアウトロの低音を鳴らすために6弦だけ調律をAまで落とす。 - ベース再録音。Rickenbacker 4001 C64 mod。ミックスポジション+トーン5。
- スコア動画用にミキシング。ミュージックビデオの音源置き換えはまだしない。
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