She’s Leaving Home – The Beatles
composed by John Lennon & Paul McCartney ©1967 Northern Songs Ltd.
水曜日の朝5時 一日の始まり
寝室の扉をそっと閉める
ずっと言えなかったことを記したメモを残して
階段を下りてキッチンへ ハンカチを手に取ると
裏口の扉を静かに開けて
外に踏み出すと 彼女は自由
ビートルズが1967年にリリースしたアルバムSGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BANDの6曲目。ジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作。
タイトルと歌詞は家出した少女について書かれたデイリー・ミラーの記事からポールが取ったものだが、実際に少女が家出したのは「水曜日の朝5時」ではなく両親が不在だった午後だった。ミドルエイトの合間に歌われる部分はジョンが担当しているが、これも上記の新聞に書かれていた言葉である。
バッキングはセッション・ミュージシャンのストリングスとハープ。ビートルズのメンバーは楽器の演奏は一切していない。
編曲はジョージ・マーティンではなくフリーのアレンジャーであるマイク・リーンダー。これはマーティンがたまたま別の仕事で不在でポールが曲の仕上げを急いでいたためだった。マーティンはこのことに傷ついたが結局リーンダーのスコアには少し手を加えただけでほとんどそのままにした。
I wrote that. My kind of ballad from that period. One of my daughters likes that. Still works. The other thing I remember is that George Martin was offended that I used another arranger. He was busy and I was itching to get on with it; I was inspired. I think George had a lot of difficulty forgiving me for that. It hurt him. I didn’t mean to.
僕が書いた。あの頃の僕のバラード風の曲だね。僕の娘のひとりがこの曲が好きなんだ、ってことは今でも通用するってことかな。この曲では別のアレンジャーを使ったことでジョージ・マーチンに不快な思いをさせてしまった。その時彼はとても忙しかったんだけど僕はこの曲を早く仕上げたかった。ジョージにとっては受け入れ難いことだったと思う。この件では彼を傷つけてしまった…そんなつもりはなかったんだけどね。
My Recording Data
Environment
HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.2.4
Audio I/FRoland UA-55
Tr.1 :: Harp
- KONTAKT 5 -Harp
- Channel EQ > Compressor
Tr.2 :: Violin
- KONTAKT 5 – Violin Solo
- Channel EQ > Compressor
Tr.3 :: Viola
- KONTAKT 5 – Viola Solo
- Channel EQ > Compressor
Tr.4 :: Cello
- KONTAKT 5 – Cello Solo
- Channel EQ > Compressor
Tr.5 :: Double Bass
- KONTAKT 5 – Double Bass Solo
- Channel EQ > Compressor
History
2016.10.26: version 2.1
2012.02.09: version 2.0
2003.04.04: version 1.0
Diary
- 宅録ビートルズ・2周目 – SGT. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND総括 (2017/01/08)
- She’s Leaving Home – The Beatles (2016/10/26)
- 宅録ビートルズ・2周目 456 (2016/10/26)
- 宅録ビートルズ・2周目 106 (2012/02/10)
- 宅録ビートルズ・2周目 105 (2012/02/07)
Sources
- Wikipedia English, 日本語
- The Beatles Interviews Database