The Word 【愛のことば】 – The Beatles

2016/05/03RUBBER SOUL,The Beatles

その言葉を言えば
君は自由になれる
その言葉を言えば
僕みたいになる
僕が考えてるその言葉を言ってみて
聞いたことあるかい？
それは「愛」だよ
とても素晴らしくて
輝いている
その言葉は「愛」

ビートルズが1965年にリリースしたアルバムRUBBER SOULの6曲目。ジョン・レノンとポール・マッカートニーの共作。

“love"をテーマにしているがこれまでの曲のような具体的な恋愛話ではなく「言葉」としての"love"に関して書かれた曲。後年、ポールは「ジョンと僕は『のっぽのサリー』みたいな記憶に残る曲が作りたかったんだ。この曲ではそれに近づけたんじゃないかな」と語っている。

John Lennon (1980)
'The Word’ was written together (with Paul), but it’s mainly mine. You read the words, it’s all about gettin’ smart. It’s the marijuana period. It’s love. It’s a love and peace thing. The word is 'love,’ right?

「愛のことば」は(ポールと)一緒に書いたけどほとんどは僕さ。言葉を読むとなかなか垢抜けてるのがわかる。ちょうどマリファナにハマってた時期さ。これは「愛」。「愛と平和」の「愛」だよ。

Paul McCartney (1994)
We smoked a bit of pot, then we wrote out a multi-colored lyric sheet, the first time we’d ever done that. We normally didn’t smoke when we were working.

僕らはちょっと吸って、カラフルな気分で書いた。初めての体験だったな。僕らは普段仕事しながら吸ったりしなかったからね。