Ain’t She Sweet 【いい娘じゃないか】 – The Beatles
composed by Milton Ager & Jack Yellen ©1961 Polydor International GmbH Hambrug
素敵じゃないか
通りを歩いてくるあの娘
君にだけこっそり教えてあげるよ
いい娘じゃないか
ミルトン・エーガーが娘シャナのために1927年に書いた曲で、後にスタンダードナンバーになった。
1961年6月。ビートルズはイギリスの歌手トニー・シェリダンの「マイ・ボニー」の録音にバックバンドとして参加した。レコーディングが行われたのは通常のスタジオではなく学校の小ホール。この時にトニーのボーカルによる「マイ・ボニー」の他に、ジョン・レノンとジョージ・ハリスンの共作のオリジナル曲「クライ・フォー・ア・シャドウ」と「いい娘じゃないか」のカバーの2曲をトニー抜きで録音した。
当時既にジャズのスタンダードとして広く知られていたこの曲を彼らもステージ・レパートリーにしていた。基本的には1956年のジーン・ビンセントに倣ってメロウなアレンジだったのだが、このレコーディングではジョンが「激しいバージョン」と呼んだかなりアクセントの強い演奏だった。これは荒々しい演奏を好んだハンブルグの聴衆に合わせたものだと言われており実際ハンブルグでのライブではこのバージョンで演奏されることが多かったようだ。
「マイ・ボニー」は同年8月に「トニー・シェリダン&ザ・ビート・ボーイズ」のクレジットでポリドールから発売され、ドイツのローカルチャートで上位にランキングされた。バックバンドとしてではあるがこれがビートルズにとって初めてのレコード音源になった。
後にビートルズのマネージャーとなるブライアン・エプスタインが経営していた店に、このレコードを求める客が短期間のうちに立て続けに訪れたことがブライアンがビートルズを知るきっかけになった。
ビートルズの人気が世界的なものとなった後の1964年5月、ポリドールが「いい娘じゃないか」のシングル盤をビートルズ名義でリリース。ビルボードチャートで最高19位にランクインした。
My Recording Data
Environment
HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.4.4
Audio I/FNative Instruments KOMPLETE AUDIO 6
Tr.1 :: Drums
- KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
- Channel EQ > Space D > Compressor > Limiter
Tr.2 :: Bass
- Hofner 500/1 Vintage 62 (treble=off, bass=on, solo)
- Guitar Rig > Compressor
- Score / TAB
Tr.3 :: Guitar 1
- Rickenbacker 325 C64 (rear-10)
- Amp > Channel EQ > Exciter > Compressor
- Score / TAB
Tr.4 :: Guitar 2
- Gretsch Tennessee Rose (mix – hi)
- Amp > Channel EQ > Compressor > ChromaVerb
- Score / TAB
History
2019.02.03: version 1.2
2017.09.10: version 1.1
2010.08.28: version 1.0
Diary
- Ain’t She Sweet 【いい娘じゃないか】 – The Beatles (2019/02/03)
- 宅録日記・Ain’t She Sweet 03 (2019/02/03)
- 宅録日記・Ain’t She Sweet 02 (2017/09/10)
- 宅録日記・Ain’t She Sweet 01 (2010/08/28)