Barcelona ’92 – R.Kanayama
composed by 金山亮平 ©1992 Goldmine1969
音楽センスが無いのなら勉強しよう、ということで楽典とコードスケールの勉強をしているときに知った「スパニッシュ8」というスペイン音階をベースに作った曲。折しもバルセロナオリンピック開催の年だったが、これは偶然。
基本調を決めて紙にギターのフレットを書き、そこにスパニッシュ8にあたる音をマークしたものを見ながらギターを適当に弾いてみる。いくつか気の利いたフレーズがでてきたところでそれらを寄せ集めて…というやり方でまとめた。
学生時代に作った曲では文句無くナンバー1。自分で言うのも何だが、秀作だと思う。
1994年に8トラックのカセットMTRで2ndテイクを録音。この時点でハープシコードとシンセを加えた。
掲載しているのは企画モノのCDに提供するために2005年に録った3rdテイク。 買ったばかりのAntonio Sanchezでリードのフラメンコ・ギターを弾く。
テク的にもフレーズ的にも自信が無かったE.GuitarのパートはGlad Eyeの高安氏に弾いてもらった。浜松と東京の遠距離セッション。
自由に弾いてもらって全然構わなかったんだけど、彼が弾いてくれたフレーズは僕がもともと弾いていたものとほぼ同じだった。
「あの時(学生時代)の印象が残ってたからね」とのこと。
ありがと。