第11回伝説のビートルズセッション大会 | ma-ru
日時2013年9月7日(土)
場所池袋ma-ru
楽器PLAYTECH JB420 SUNBURST (お店のものを拝借)
ビートルズのコピーバンド “GLOVE LOVE”のポール役・ミノールさんプロデュースのもと、twitterで繋がったビートルズ好きが池袋のma-ruに集うセッション大会。
前回開催からおよそ1年。
このところすっかりtwitterに登場しなくなったミノールさんから突然の開催告知。この時「30人申し込みがあった時点でエントリー締め切り」という条件が付けられていた。前回40人を超える動員となってもはや限界。これ以上増えると収集がつかなくなるということを考えての措置で、運営上やむを得ないことだ。
このtweetに多くの人が即時反応。久しぶりの開催だったのでみんな渇望していたのだろう。あっという間に規定人数に到達してしまった。
ところが間の悪いことに、僕はこの日twitterを開いておらずミノールさんの告知に全く気が付かなかった。その日の夜だか翌日だかにミッシェルから「告知されたよ」というFBメッセージを受け取ってようやくこの件を知り、慌ててtwitterを開いた時には時既に遅し・ほぼ満席と思しき状態…。9/14以降は10月半ばまで浜松でイベントの予定が目白押しなので池袋行くのは無理だけど、9/7ならギリギリ参加できたのに…。
諦め半分で「今から申し込んで間に合いますか?」と打診したところ、なんとか受け入れてもらえた。
ありがとうございます。m(_ _)m
できればいつも浜松で一緒にやってる大ちゃんとか天野さんとかリンゴさんにも声を掛けたかったんだけど、とてもそんな時間的余裕はなく、そもそも人数的キャパが限界なので今回は諦めざるをえず。
早い。早すぎだよ、みんな。
そんな大人気のこのイベントは、今回から「『伝説の』ビートルズセッション大会」と呼ばれることになりました。
Set List
YouTube再生リスト(@00_Michelle_00さんによる撮影・編集・まとめ)
- From Me To You
オープニングはGLの3人にドラムは渋谷さんという編成。この曲はノボールさんがハーモニカで参加。ハーモニカはいいね。元気が出る。僕はこの曲はハモリに自信がなくて自分のバンドではやったことがない。(^^ゞ - She Loves You
3月にLanternで渋谷さんのドラムで演らせてもらった曲。オープニングはご愛嬌として、全体的にあの時よりまたちょっと進歩してる渋谷さんでありました。(・∀・)イイヨイイヨー - I Want To Hold Your Hand
この曲もLanternで渋谷さんのドラムで演らせてもらった。これも3月よりよくなってた。(・∀・)イイヨイイヨー。 - You’ve Got To Hide Your Love Away
前回初参加だったザッキーさん(Gt)が、バンドのキーボーディスト・加藤さんと共に今回も参加。ギター曲だけどエンディングのフルート以外に部分的にベースサポートのフレーズを入れてるのがアンサンブル的にきいてる。途中ストラップが外れるというアクシデントが…どんまい。 - Watching The Wheels
ザッキー・ユニットにクマさん(Bs)、クウガさん(Dr)が加勢。ベースのフレーズが印象的なこの曲。ちゃんとコピーされてました。ブラボー! - 帰れない二人
間奏のピアノは迫力あった。二人のハーモニーがステキじゃないですか。加藤さんの2段キーボードの駆使具合がこれまたステキ。 - ひとつだけ
ザッキーさんと加藤さんのボーカル。パート入れ替えたりハモったりのアレンジでした。 - Rockestra Theme
あかさん(Gt)、クマさん(Gt)、ホッシーさん(Bs)、てるさん(Kb)、クウガさん(Dr)の"Small Hands"。この曲の生演奏を聴いたのは初めてかも。タンバリン鳴らして邪魔してたのはワタクシです(^^ゞ 失礼しました(^^ゞ - Hey Bulldog
アップテンポでちょっと若い感じにアレンジされたHey Bulldog。 - Crossroad
前曲から一転、ちょっとスローで枯れてブルージーなCrossroad。 - So Glad To See You Here
ホッシーさんのボーカル、迫力あっていいね。サウスポーだし。目も大きいし。ポールにはうってつけだ\(^o^)/ …右利きでキツネ目の僕としては羨ましい限り…。 - Don’t Look Back
名曲だよね~。時間が押してて1番で終わっちゃったのが残念至極。 - リライト
ラブさん(Bs)、あかさん(Gt)、クウガさん(Dr)の"AKL"。3月のLanternでも聴かせてもらったこの曲。あの時よりも進化してた。楽しそうに演奏しているのがGood! - I Saw Her Standing There
ややアップテンポ気味のアレンジ。ラブさんの左指見てて、なるほどこういう弾き方もあるんだ、と。勉強させてもらいました。 - 稲村ヶ崎ジェーン
今回のセットリストで唯一知らない曲。ジョンとヨーコが出てくるんだね。さりげなく会の主旨に絡めるナイスな選曲。 - Because The Night
セイトーバンド。セイトーさん(Vo)、ジョージさん(Gt)、マスター(Gt)、ペンさん(Bs)、まりえちゃん(Kb)、水上さん(Dr)。水上さんとペンさんの演奏を聴かせてもらったのは初めてだと思う。 - Brown Sugar
ベースがミノールさんにチェンジ。ジュンコさん(Sax)とチエさん(Perc)とルーシーさん(Perc)が加わって大家族になったセイトーバンド。客席のバーバラさんがこの曲の時だけストーンズのTシャツ来て応援してましたよ。ナイス! - Down On The Corner
ジョージさん(Vo, Gt)、クマさん(Gt)、ペンさん(Bs)、まりえちゃん(Kb)、渋谷さん(Dr)、ルーシーさん(Perc)でのCCR。ジョージさんて、いい声だよね。ビートルズでメインボーカルとることは少ないからつい忘れちゃうんだけど、張り艶があってとっても素敵♡だと思うんだ。 - 傷だらけの天使
モリユウさん(Gt)、ミノールさん(Bs)、シゲさん(Kb)、マスター(Dr)、ジュンコさん(Sax)。
選曲も演奏もよかったさ。でもね、この曲はなんといっても2コーラス目の演出。
本番開演前にノボールさん、ルーシーさん、ジュンコさんがコンビーフとかトマトとか牛乳とかを持ち込んでるの見て「???」って思ってたんだけど…。
全てはこのためだったか。満場一致で今大会のMVP確定です。
自分の出番ではないのだけれど、なんてったってMVPなので、2コーラス目の動画貼ってしまいます。真面目な話、会場全体が盛り上がると自ずといいパフォーマンスになる、という絶好の例です。
- I Honestly Love You
シゲさんのピアノをバックにチエちゃんが歌う。さすが(元)浜松の歌姫。こなすねぇ。 - Wuthering Heights
チエちゃん(Vo)、モリユウさん(P)、マスター(Gt)、クウガさん(Dr)。
僕(Bs)はここからが出番。
チエちゃんの今日のこの赤い衣装と髪飾りはケイト・ブッシュをイメージしたものなんだそうで、あれっぽい踊りも入ってる('∀`)。
原曲ではフェードアウトするエンディングをどうしてくれようってのがバックバンドとしてはポイントだった。しかしこれがリハでも決まらず、当日モリユウさんがメールくれたんだけど何書いてるのかサッパリわからず、直前リハはバラバラで、出番直前にもう一回打ち合わせして…というドタバタ劇。でも本番はなんとかまとまった気がする。無難に終えられたんだよね??
- Come Together
マスター(Gt)、シゲさん(Kb)、まりえちゃん(Kb)、新山さん(Per)の"Free Style Messenger"の仲間に入れてもらった。このユニットはあまり細かな仕込みがないのでその場の空気読みながら音当て。出たとこ勝負だ。1曲目のこれは様子見でちょっと抑え気味に弾いた。つもり。
- Savoy Truffle
歌入りの拍数が原曲と違ってる。リハの時に迷って、結局歌が入るまで弾かないことに決めた。それ以外はほとんど原曲まんま弾いた。
- Twilight Under The Crescent Moon
まりえちゃんのオリジナル曲。フュージョンは持ち球が少ないので苦手で…あまり気の利いたことができなかった。申し訳ない。シゲさんのウインドシンセにまさかのトラブル発生。エンディングの小節数が違ってるよー…ってコンポーザーが不満顔だったのはこの際ナイショにしといてあげよう。
- My Love
ほぼ原曲まんま。ボーカルやらせてもらった。実はここ数日喉がイマイチで、今日はリハでは極力抑え気味にして開演からずーっとヴィックスのど飴なめてたんだ。こういう喉が鳴らない時は声量落とさないために鼻共鳴頼り。ちょっと変な声になるけど仕方ない。ここから4曲乗り切れますように…。
- Venus And Mars ~ Rock Show ~ Jet
昔から好きだったメドレー。いつか自分で演るのが夢だった。地元のバンドはキーボードがいないからこういうのできないけどma-ruなら…ということで今回エントリーしてみた。ミノールさんから帰ってきたセットリストの初版に記載されていたメンバーに事後ではあったけど打診。モリユウさん(Gt)、ジョージさん(Gt)、シゲさん(Kb)、マスター(Dr)…皆さん快諾してくださった。ありがとうございます。_o_
思い入れのある曲を初めて人前で…緊張したわ。
1週間前のリハでは舞い上がってテンポが走ってダメダメ。本番はできるだけ抑えることだけ心がけて臨んだんだけど、やっぱちょっと速かった。
Jetでモリユウさんがイライラしてるのがよくわかった。コーラスの音量上げて。
ああそうですか。僕もイライラしましたよ。
Rock Showの"We’ll be there"の歌い出しは原曲とは2拍ズレ。リハの時に2パターン試して、ギターのフレーズに合わせたほうが無難だと思ったのでズレてるのは承知の上でこうすることにした。
僕の出番はここまで。
ずっとやりたかった曲がようやくできたというのに、最悪の気分だった。
何かが切れた音がした。 - Hey Jude
きくにゃんさん登場。ソロギターでHey Jude。弾き語りじゃなくてこういう形態での演奏って僕の知る範囲でma-ruでは初めて。客席でみんな歌ってた。 - I’ll Follow The Sun
ミッシェルのバイオリン。これまでソロコーナーだったけど今回はバックバンド付き。
この1年、大阪で頻繁に人前で演奏していたということはFacebookの投稿で知っていたから上達しているであろうことはわかっていた。直接聴いてそれを実感できた。 - Yesterday
これさ、いつか主旋律じゃなくて原曲のアレをアコギ弾き語りのバックで弾いて欲しいなぁ…って思った。もうできるよ。 - Eight Days A Week
アップテンポの曲だけど引っかからないでちゃんと弾けてる。想像以上に進化してた。Michelle, Bonne !! - If I Fell
僕もよく演る曲だけど、ハーモニーが決まると気持ちいい。 - I’ll Be Back
これは自分では全く演ったことがない。コーラス難しそう。 - In My Life
ドラムが変則的で難しそうだ…。そにあさん(Kb)の間奏、バッチリでしたよ。 - Here There And Everywhere
人数的に仕方がないんだけど、バックコーラスはもう一声欲しいなぁ。タクポの「指パッチン」も欲しかった…。 - Anytime At All
FabrocksのMakさん(Gt)登場。このセッションでは初のお目見えですね。 - Bad Boy
引き続きMakさんのジョンでBad Boy。 - Please Please Me
自分でやってるといつもコーラスに悩むこの曲。ふーんって感じ。 - A Hard Day’s Night
ミドルエイトのポールのパート、ミノールさんくらい迫力がないと曲が締まらないんだよね。7月の志都呂での小松さんのやつ聴いててもそう思った。僕が歌うとちょっと線が細くなっちゃうんだ。 - Get Back
この曲のドラムは大変。頑張れ~♪ ソニアさんのキーボードソロはこれまたバッチリだったよ♪ - Something
Glove Love&クウガさん、というこの会のスタンダードメンバーにソニアさん(Kb)を加えてのエンディング3曲。 - Oh! Darling
- Revolution
ドゥーワップ・コーラスが入ったRevolution。2回目に参加した時に演らせてもらったな。なんか懐かしくてポールのパートをずっと歌ってた。
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これが5回目の参加になるけど、回を重ねるごとにバンドでの参加が増えて「セッション」というより「バンドのライブイベント」みたいな雰囲気になってるなぁという感じがした。みんな事前リハーサルを入念にやって臨んでくるので、音がまとまってる。逆に僕みたいにその場でポンと出て行って弾くとそうはいかないんだよね。演奏中「こんなんでいいんだろうか…」って。ずーっとジレンマ抱えてた。
リハ含めて1週間に浜松-池袋を2往復。新幹線ではなく「青春18きっぷ」にお世話になった。夏のきっぷの期限が9/10(誕生日なんだよ関係ないけど)だったので、リハ・本番ともに使うことができた。移動時間はメチャクチャかかるけど、交通費は劇的に抑えられる。
これはいい。
ということで、次回開催はまたきっぷの有効期限内にお願いい致します!
皆さん、ありがとうございました