THE RAIN | イオンモール明和 Jun. 2014
日時2014年6月8日(日) 13:00〜、16:00〜
場所イオンモール明和
使用楽器Hofner 500/1 Vintage 62
このバンドからは3月で一時脱退させてもらっていた。
3月の詰め込みがきつすぎて周囲に迷惑をかけてしまったのでその罪滅ぼし。
ほとぼりがさめたらまた復帰するから、しばらく僕抜きでやって欲しい。
そんなわがままを聞いてもらっていた。
その間に僕の代役が見つかれば、それはそれでいいとも思っていた。
4月、5月と名古屋方面で演ったようで、その時はギターのこうちゃんがベースを弾いてくれたらしい。
先月、マネージャーから突然連絡があった。
「前回の熱田が好評だったのイオングループからまた出演依頼があった。『熱田のメンバー』が出演条件なのであなた抜きでは成立しない。だから出てくれないと困る」
なんでいつもこう一方的なんだ。
だいたいあの程度で「好評」?
そんなわけがない。
謙遜でもなんでもなくて、世の中そんなに甘くないことくらいわかってる。
しかしここまで周りを固められるともう断れるような状況じゃない。
3ヶ月あけて音を出したら、また気持ちが変わるかもしれないし。
やってみるか。でもなぁ…。
そんなモヤモヤした気分のまま迎えた当日。
明和町ってどこなんだろう?
三重県はベースのメンテで鈴鹿のショップに1回行っただけ。馴染みも土地勘も全く無い。
地図で調べると、松阪と伊勢の中間くらいにある町だった。
名古屋から生まれて初めて近鉄に乗って「明星」という駅まで。そこからシャトルバスで30分くらい。
のどかな田園風景のなかに建ってる。そんな場所だった。
リハーサルの時にプロモーターから「できるだけ音を抑えて」という注文があったのでかなり絞った。が、相当絞り込んでもまだダメだったようだ。1ステージ目が終わった後で「裏手のテナントから音量に関してクレームがあった。2ステージ目にもう一度クレームを受けたら中断してもらうかもしれない」というお達し。
店舗全体に狭めのレイアウトなので、ステージからテナントショップがすごく近い。これじゃクレーム受けるのも無理はない。
2ステージ目は静かな曲を選んで、楽器も音も歌う声も極限まで下げた。なんとか中断されることなく終えることができた。
聞けば、この店でバンド形式のイベントは初めてだったんだそうだ。
なるほど。そういうことか。
やっぱり「好評で出演依頼があった」んじゃない。
イオンとのつながりを保つためにマネージャーが必死に売り込んでくれて、困ったプロモーターがここをあてがった。
さしずめそんなところだろう。
売り込んでくれるのはありがたいが、実力不相応だと結局続かないしお互い気持ちよくない。
2ステージ終えて、結局モヤモヤは晴れなかった。
今のこのバンドの雰囲気は僕にとってはストレスでしかない。
「一時」じゃなくて、完全に抜けよう。
そう決心した。
Member of THE RAIN
鈴木聡(John) Vocal, Guitar
金山亮平(Paul) Vocal, Bass
山村浩志(George) Vocal, Guitar
伊藤晴生(Ringo) Drums
Set List
1st Stage
- She Loves You
- Can’t Buy Me Love
- Slow Down
- Please Mister Postman
- Eight Days A Week
- We Can Work It Out
- Help !
- I Want To Hold Your Hand
2nd Stage
- I Want To Hold Your Hand
- All My Loving
- Something
- No Reply
- Nowhere Man
- Imagine
- Help !
- Eight Days A Week