Revolution – The Beatles

SINGLE COLLECTION, The Beatles

composed by John Lennon & Paul McCartney ©1968 Northern Songs Ltd.
 

革命を起こしたいって?
僕らはみんな世界を変えたいさ
それこそが進歩だって言うのかい?
ああ 僕らは世界を変えたいのさ

 

1968年に発売されたビートルズ18枚目のオリジナル・シングルのB面 (A面は「ヘイ・ジュード」)。クレジットはLennon – McCartneyだが実質的にはジョン・レノンの作品である。

元々はもっとスローなアレンジで、12分にも及ぶ長い曲だった。
ジョンはこの曲を「愛こそはすべて」のようなメッセージソングとしてシングル盤でのリリースを強く希望していたが、シングルに収めるには長すぎることに加えてポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンから「スローすぎる」と言われ却下されてしまう。
そこで新たにメインテーマの部分をアップテンポにアレンジしなおした。
結果これがシングル版として採用されることになったもののA面を取ることはできず、ジョンにとっては不本意なリリースとなってしまった。

ギンギンに歪んだギターの音について、レコーディング・エンジニアのジェフ・エメリックが
「ギターをミキシング・コンソールに直接繋いで歪ませた。エフェクターの音じゃない」
と言っている一方で、テクニカル・エンジニアのブライアン・ギブソンは
「オーバードライブを使った」
と全く逆の主張をしていて、真相はわからない。

ビートルズのメンバー以外にキーボード奏者としてニッキー・ホプキンスが参加している。
レコーディングに参加した経緯について、彼は1995年2月の「レコード・コレクターズ」のインタビュー記事で
「1967年のザ・ローリング・ストーンズの「この世界に愛を」のレコーディング・セッションでジョンとポールに初めて会い、それがきっかけで誘われた」
と語っていた。

この曲にはプロモーションビデオが存在している。
撮影場所は後に映画LET IT BEで使われたトゥイッケナムのスタジオ。ボーカルのみライブでバッキングの演奏はマイムだった。
このPVでジョンは"Don’t you know that you can count me out"と後にシングル版では歌わなかった"in !"を入れ、ポールとジョージはドゥーワップ・コーラスを加える等、ここでのボーカル&コーラスアレンジは元テイクの"Revolution 1″に近い。
撮影された日は、グループを一時的に脱退していたリンゴ・スターが復帰した日の翌日だった。

因みに、元テイクは2つに分割され、前半が「レボリューション1」、後半の部分に様々な音を加えたものが「レボリューション9」として、共にこのシングルのおよそ3ヶ月後にリリースされた2枚組のアルバムTHE BEATLES (White Album)に収録された。


John Lennon (1968)
On 'Revolution’ I’m playing the guitar and I haven’t improved since I was last playing, but I dug it. It sounds the way I wanted it to sound.
 
「レボリューション」でギターを弾いてる。あまり進歩しないんだけどね。でも弾いた。こういう音にしたかったんだ。

John Lennon (1972)
I should never have put that in about Chairman Mao. I was just finishing off in the studio when I did that.
 
毛沢東のくだりは入れるべきじゃなかったかもしれない。スタジオで仕上げた曲だよ。

John Lennon (1980)
The statement in 'Revolution’ was mine. The lyrics stand today. It’s still my feeling about politics. I want to see the plan. That is what I used to say to Abbie Hoffman and Jerry Rubin. Count me out if it is for violence. Don’t expect me to be on the barricades unless it is with flowers. For years, on the Beatles’ tours, Brian Epstein had stopped us from saying anything about Vietnam or the war. And he wouldn’t allow questions about it. But on one of the last tours, I said, 'I’m going to answer about the war. We can’t ignore it.’ I absolutely wanted the Beatles to say something about the war.
 
「レボリューション」は政治に対する僕の基本姿勢だ。歌詞は今でも生きてるよ。僕はプランが見たいんだ。アビー・ホフマンとジェリー・ルービンにはいつもそう言ってた。暴力沙汰には加わりたくない。僕にバリケードの最前線に立つことを期待するなってね。朽ちて花が咲いてるようなバリケードならいいけど。ビートルズでツアーをしてた時、ベトナム戦争に関する話をすることをブライアンに禁じられてた。記者がそのテの質問をすることも許さなかった。でも最後のツアーで僕はこう言った「戦争についての質問に答えるよ。僕らはもう看過できない」。僕はビートルズこそ戦争について意見を述べるべきだと強く思ったんだ。

My Recording Data

Environment

HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.1.1
Audio I/FRoland UA-55
 

Tr.1 :: Drums

  • KONTAKT 5 – ABBEY ROAD 60S DRUMMER
  • Channel EQ > Space D > Limiter

 

Tr.2 :: Drums 2

  • KONTAKT 5 – ABBEY ROAD 60S DRUMMER
  • Channel EQ > Limiter
  • オーバーダビングされてるっぽいシンバル、タム、ハンドクラップ

 

Tr.3 :: Bass

  • Hofner 500/1 Vintage 62 (Bass=on, Treble=off, Solo)
  • Guitar Rig > Multipressor > Channel EQ > Limiter

 

Tr.4 ::E. Guitar 1

  • Epiphone Elitist CASINO (rear tone=10)
  • Guitar Rig > Channel EQ > Compressor > Exciter > Limiter
  • イントロ、間奏のソロフレーズ、バッキングの8分パターン。

 

Tr.5 ::E. Guitar 2

  • Gibson Les Paul Traditional (treble tone=10)
  • Guitar Rig > Channel EQ > Compressor > ADT > Limiter
  • レガート気味のコードストローク。ミドルエイトではアクセント。最後の2小節でちょっとしたフレーズ。

 

Tr.6 ::E. Guitar 3

  • Gibson Les Paul Traditional (treble tone=10)
  • Guitar Rig > Channel EQ > Compressor > Exciter > Limiter
  • ミドルエイトのアクセントのサポートと終盤のソロフレーズ。

 

Tr.7 :: E.Piano

  • Vintage Electric Piano (Logic)
  • Exciter > Space D

 


History

2015.03.12: version 2.0
2004.07.24: version 1.0

Diary


 


Sources