Mrs. Vandebilt – Paul McCartney & Wings

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composed by Paul & Linda McCartney
© 1973 MPL Communications Inc.

ジャングルでテント暮らし
お金は無用
家賃も不要
時間なんかわからない
でも君は全く気にしない

灯りが消えかかっていても
決して心配することはない
心配して何になるんだい?
バスに乗りそこなっても
決して慌てたりしない
急ぐといいことでもあるのかい?

放っておいてくれバンデビルト夫人
あんたに構ってる暇なんかないんだよ
心配したってはじまらない
急いだってしょうがない
何もかも意味なんかない

財産が奪われたときも
泥棒に文句を言うこともない
どこかに消えて
僕を放っておいて
心配したって何にもならない
すべてが無意味なんだ

構わないでくれよワシントン夫人
僕の時間を奪わないで

心配したってはじまらない
急いだってしょうがない
何もかも意味なんかない

bandontherun

 
ポール・マッカートニー&ウィングスが1973年にリリースしたアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」の4曲目。

「バンデビルト (Vandebilt)」は19世紀に鉄道と海運で財を成したオランダ系のアメリカ人・コーネリアス・バンダービルト (Cornelius Vanderbilt)を家長とするバンダービルト家のスペル違い。「財産が奪われても泥棒を責めない」の歌詞は20世紀にバンダービルト家の財政が悪化したことを揶揄したものだがポールはあえて彼が考え出した「バンデビルト」の物語として取り入れた。

2008年にウクライナのファイサイトで「ライブで演奏してほしい曲」を募集した結果この曲が選ばれ、キエフのステージで演奏された。その際ポールは「この曲をやってほしいと頼まれました」とウクライナ語でMCをした。

ちなみに「ヘイヘイホー」の「与作」は1978年の曲なので「ポールがサブちゃんをパクった」というのは間違い(笑)。


My Recording Data

Environment

HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.4.8
Audio I/FNative Instruments KOMPLETE AUDIO 6

Tr.1 :: Drums

  • Drum Kit (Logic)
  • Gain > Chan EQ > Limiter
 

Tr.2 :: Bass

  • Rickenbacker 4001C64 (mix-full)
  • Guitar Rig > Compressor
 

Tr.3 :: A.Guitar 1

  • Headway HD-113 SE/STD
  • Channel EQ > Compressor > Limiter
  • 裏拍カッティング
 

Tr.4 :: A.Guitar 2

  • Headway HD-113 SE/STD
  • Channel EQ > Compressor > Limiter
  • ミュートカッティングとアクセント
 

Tr.5 :: A.Guitar 3

  • Headway HD-113 SE/STD
  • Channel EQ > Compressor > Limiter
  • パーカッシブ
 

Tr.6 :: E.Guitar 1

  • Gibson Standard Historic 1958 Les Paul (Treble, tone=10)
  • Guitar Rig > Channel EQ > Compressor
 

Tr.7 :: E.Guitar 2

  • Gibson Standard Historic 1958 Les Paul (Treble, tone=10)
  • Guitar Rig > Channel EQ > Compressor
  • 1とほぼユニゾン。たまにアウトする。
 

Tr.8 :: E.Piano

  • E.Piano (Logic)
  • Channel EQ > Exciter > Compressor
 

Tr.9 :: Sax

  • KONTAKT – Tenor Saxophone
  • Channel EQ > Compressor > Distortion II > Channel EQ > Space D > Limiter
 

Tr.10-15 :: Vocal & Chorus

  • Channel EQ > Compressor > Limiter > Sample Delay > Chroma Verb
 

History

2020.06.10: version 2.1
2017.10.22: version 2.0
2009.07.04: version 1.0

Diary

Source